Therapy&TrainingStudio 東上療術院 院長の独り言

全身ツボ療法(リンパ血液循環療法)とKOBA式体幹バランストレーニングで健康と競技力向上をサポート!

足は第二の心臓

2021年05月26日 | 健康・病気
足裏の施術時や下肢のトレーニング指導時にたまに聞かれるのですが、「足裏っていっぱいツボあるんですよね?ここが痛いと内臓のここが悪いとか」・・・
確かにツボはありますが、そこを圧したら内臓と繋がって良くなるかというと、僕はそうではないと思います。

足は第二の心臓と言われますが、ツボの事ではなく、心臓へ血液を返すポンプだと考えます。
地球上で生活している以上、引力があります。
だから立ってるだけ、座ってるだけでも下肢の血流が悪くなりやすいです。
ですから、心臓へ血液を返しやすくするように足裏やふくらはぎを柔らかくする必要があります。
それで全身の血行が良くなって、内臓も良くなる、という事だと思います。

この仕事を始めた当初は、足裏のツボは内臓と通ずると教わったり、本にも書かれていましたが、実際に施術をしていく中で、「そんなに関係あるんかな」と感じ始めました。
10年ぐらい前に読んだアスレチックトレーナーの本を読んで、「足はポンプ」と書かれていて、なるほど!と思ったわけです。

ちなみに足裏には足底腱膜があって足のアーチを保持する役割があります。
ここは特に中高年で炎症を起こす事があるのですが、下腿三頭筋(ふくらはぎ周り)のストレッチが効果的です。
インソールで補正(アーチを作る)してあげるのも予防として有効です。

足裏への考え方はいろいろあるので、異論を言う施術家もいると思います。
でも、TVで足裏マッサージで痛いと叫ぶ芸人さんを見ますが・・・そりゃ、強く圧せばどこでも痛いに決まってるやんと冷めて観てしまいます(笑)
リアクションでどれだけ目立てるかって所が大事なんでしょう



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