アカデミー4冠の名作。
吃音でスピーチに苦しむ、実在した英国王を演じたコリン・ファース。
素敵でした!
生い立ちから育った環境を話すシーン、
自分が王としてふさわしいかどうか悩み苦しみ、王妃に吐露し涙するシーン。。。
コンプレックスを持ちながら、それに屈することなく解決を見いだそうと
果敢にチャレンジし続ける姿。
役を確信し、しっかりとしたバックグラウンドを準備しないと成立しない、
非常に難しい役どころを見事に演じきっていました。
王のスピーチの先生役のジェフリー・ラッシュもさすがの素晴らしさでした☆
自信はないが、誰よりも国を想っている優しい王子が、
努力して心を砕きながら自信をつけて王になっていく姿に
ああ、人は想いを胸に努力をし、その姿は他の人にも伝わっていくんだな~と
胸を打たれる作品でした。