今朝、10：04に太陽が秋分点を越え天秤座に入りました。
秋分は1年の始まりである春分からちょうど半分の、1年の折り返し地点。
昼と夜が同じ長さになる、陰にも陽にも偏らない、フラットな日です。
そして1年の起承転結の「転」の時。
全ての人にとって転換点、新しい世界へ踏み出すタイミングです。
天秤座太陽の季節は、実りの季節。
実りの季節は、２つの立場を司ります。
１つは実りを収穫する立場。
もう１つは、次の世代へ命をつなぐ為に、実りをつけ、その実りを自らの体から切り離していく立場。
人生は自分の成長の為に生きる時期から、次の世代を産み育む時期に移行していきます。
特に女性は多くの方が母親となり、子を育てることに自らの人生を捧げる時期があります。
今年の秋分図を見ると、太陽×水星のコンジャンクションと共に、天頂で月×セレスのコンジャンクションが目を引きます。
太陽は私たちの人生の使命であり方向性、水星は神の伝令使であり言葉や知性。
宇宙がの私たち一人ひとりの使命や進む方向を、饒舌に伝えてくる秋分です。
同時に月（大衆、女性、子供）とセレス（出産、養育、無償の愛）のコンジャンクションは、天頂（MC）の最も近く、獅子座27度と28度という、秋分の宙の最も高いところでコンジャンクションしています。
獅子座27度「夜明け（希望の実現、チャンス）」
獅子座28度「大きな木の枝にとまるたくさんの小鳥（可能性の目覚め、転換）」
全ての人、その中でも特に女性や母親の役割を果たしている方たちには、大きな転換点となるエネルギーを孕んだ今年の秋分です。
子を育て上げた女性たちが、再び自分が人生の主役となり、自分の太陽を生きることに踏み出す…そんな秋の祝祭。
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