乙女座新月～過行く時代に半旗を掲げ、香炉を持ちて祭壇の神父に侍す

気が付けば、1か月近くブログ更新をさぼっていました…(;´∀｀)

皆さま、お元気ですか？('ω')ノ

トリニティセラピスト早苗です。

あっという間に時間が過ぎて、夏が終わり、涼しい風が吹き始め…気が付けば9月の新月の夜。

今日、20時ちょうどに乙女座新月を迎えました。

太陽と月が重なる新月は、意識と無意識が繋がった状態。

　
乙女座の新月は真面目で几帳面で実務的な新月。
物事を冷静に分析することも得意。

そして山羊座の土星とトラインのソフトアスペクトを取っています。

結果と、結果に至る計画、結果を得るための努力を求める土星との協調により、この新月の私たちは、自分が求める結果の為に冷静に分析し、ゴールに至る筋道を計画します。

思い付きのままにポーンと飛び出る牡羊座火星とは、スクエアのハードアスペクトを取っている土星。

情熱は認めるけれど、それだけではね。

9月10日より逆行に入った火星は、情熱を持て余しています。

例えば…

火星「剱岳に登りたいんだ！！」

土星「素人がポンと行って登れる山じゃない。装備、登山計画、どうするんだ？」

火星「俺の体力ならいけるってばー！」

乙女座新月「調べた結果、装備はこれくらい、スケジュールはこれで、あとは体力つけるために実行日までに食事管理はこれ、筋トレメニューはこれ…」

土星「結果が全てだ」

…そんな感じ(´艸｀*)

衝動的でピュアな火星の情熱をコントロールし、確実に結果に導く山羊座土星×乙女座新月。

乙女座新月は「純粋」でもある。

火星の粗削りであっても純粋、ピュアな情熱を応援する～(*´▽｀*)

「絶対、登頂できるように、サポートします！お任せください！」

とは言え、火星と新月は直接的なアスペクトを形成してはおらず、どちらも土星とスムーズな協調のトライン、緊張と軋轢を生むスクエアを形成し、土星を介して繋がる。

「直接会ったことはないんだけど、話には聞いてるよ」みたいな感じ。

でも、どちらも同じ天球を巡っている。

　
そんな今夜の新月です。

今年、半年という異例の長さで牡羊座に滞在する火星。

フロンティアを開拓する情熱。

この純粋な炎を消したくない。

だから、望む結果に辿り着くための、整理と分析、準備。
今夜の新月はそれが得意。

あなたがこの先の時代に望む「結果」は何ですか？

乙女座25度の月は『公的な建物の前に掲げられた半旗』。
現世的な実務能力のピークを越え、次のフェーズに向かう為の準備に入る月。

そして太陽は『香炉をもって、祭壇のそばにいる神父の侍者を務める少年』。
未知の世界を学ぶ丁稚のようなもの。

神父の一挙手一投足を見逃さないように、むせるような香炉から立ち上る煙の中、清められ、未知の世界を学ぶ入り口に立つ。

トリニティセラピスト早苗の日々是好日