夢をみる。深い夜に、レールの
向こうでたくさんの蛍が光る。
そのうちそれが、紫の羽を持っ
た無数の蝶に変り、なぜか白い
シーツをバックに舞っている。
それを小さな少年が、瞳をこら
して見ている。
横に、なぜかお下げ髪の少女に
なっている私がいて、怖くて
そばにへ行けない。「帰って
きて、帰ってきて」と叫ぶだ
けだ。
夢をみる。深い夜に、レールの
向こうでたくさんの蛍が光る。
そのうちそれが、紫の羽を持っ
た無数の蝶に変り、なぜか白い
シーツをバックに舞っている。
それを小さな少年が、瞳をこら
して見ている。
横に、なぜかお下げ髪の少女に
なっている私がいて、怖くて
そばにへ行けない。「帰って
きて、帰ってきて」と叫ぶだ
けだ。
くじけそうなとき。
絶望の中にいるとき。
「がんばんれ」、だけじゃ
つぶされそうなときもある、
だけど。
「大丈夫だよ」。
やさしく、背中をおしてくれる
あなたの言葉がありました。
「出逢って恋をしていろんなこと
があって、それでふたりが今の
自分を好きだって言えるのって
何だかすごい。
うれしいことだよね」
きっと私たちはうまくいく。
こんな広い世界の片隅で
めぐり逢えるなんて。
たったひとりを選び合って。
まるではるか昔に約束をして
生まれてきように。
数え切れないほどの出逢いが
あったが、出逢いが劇的だっ
たというようなことはただの
一度もない。
たいていは、実に不用意に、
素っ気なく人と出逢ってい
くものなのだ。
不用意に、無防備きまわり
なく―――。
会いたくて
あいたくて
あなたの名を呼ぶ
会いたい寂しさ・・・
逢えないさびしさじゃないんです
たとえ 今 苦しくても
あなたが好き。
セックスのことは相談
しづらい。
性病のことは相談しづらい。
食べて、すぐ吐いてしまう
ことは相談しづらい。
夜、眠れないことは
相談しづらい。
カラダのコンプレックスの
ことは、相談しづらい。
周りから嫌われていること
は相談しづらい。
大人だってそうだもの、
子どもだったら、なおさらです。