真っ白な紙ヒコーキが
青い空を飛んでいく
誰かが残した7月の
痛みを乗せて
やがてそれは痛みを癒し
別の誰かの足元へ降り立つ
だろう
新たな夢への 希望とともに
真っ白な紙ヒコーキが
青い空を飛んでいく
誰かが残した7月の
痛みを乗せて
やがてそれは痛みを癒し
別の誰かの足元へ降り立つ
だろう
新たな夢への 希望とともに
与謝野晶子は56歳で、夫
・与謝野寛を亡くし、、悲
しさのあまり「夫が最も
愛した自分を棺に入れて
ほしい」と願う歌を詠ん
でいます。
告別式で弔辞を読んだの
は寛の弟子だった北原白
秋。すでに寛とは関係が
切れていた白秋でしたが、
晶子が「白秋さんがいま
ではいちばんのお弟子さ
んだから」と言い、ほか
の門下生を説得したそう
です。
「恋には四つの種類があると
いう
情熱の恋、趣味の恋、肉体の
恋、虚栄の恋」
たとえば”あなたの恋人は美し
いですか”とたずねて、
彼が率直に心を開いてくれたと
するならば、こんなところか、
”もちろん、そうです!
・・・・・そんな質問バカげてます”
→情熱型
”そう、どうかな。そばにいると
雰囲気のいい子だよ”とにかく
→趣味型
”あの夜までは、ほんとうに天使
のごとく美しく見えたなぁ~”
→肉体型(キャバ嬢によく熱をあ
げてる)
”あなた、どう思われますか?”
→虚栄型
なぜならそれは必ず終わるから。
たったひとりの例外もなく、終わって
しまう寸劇を、終わりに向かって、
人は生きている。
あとには何も残らない。
いいえ、そこに残るものがある。
私たちが死んだあとには
物語が残る。
見えるもの
見えないもの
遠いもの
すれ違う苦しさも
やさしさも今はもう
痛いほど知っている
痛いほど知っている
泣かない勇気があれば チャンスを
ください
恋人に出会うまで
ひとりでも平気
いたずらに傷つけ合う
そのほうが不思議
あの胸に帰りたい
あの胸に帰りたい
夢みる勇気があればチャンスを
ください
たえまなく落ちてくる
星くずになりたい
眠れないこの訳を
大切にするから
愛する勇気があればチャンスをください
彼の指は男にしては細く長い。
それすら、いとしかった。
・・・どうして、このひとは、
こんなにせつないのだろう。
私は? 彼にとって私は?
はぐれている同類?
せめて「愛している」のひとこ
とが欲しい、たとえ刹那でも・・
・・・