佐久市 ヤナギダ 趣味の店

長野県佐久市野沢93番地
ヤナギダ☎0267-62-0220

ひかれあうことと結ばれあうことは違う二人に降る天気あめ

2023-07-19 13:12:16 | 日記

 

「愛している」と聞こえてた・・・

彼はわたしの躰を抱きしめて、
掠れた声でそう言うことに
なる。

張り裂けそうな胸を抱えて、
わたしは彼の言葉を思い
出すことになる。


あなたに告白をする
覚悟という氷水で

サッパリを顔をあらいましょう


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「このささいな“違い”こそが最大の財産」

2023-07-19 13:10:18 | 日記

 

朝日新聞の「窓」欄に、『演技の
無理』と題して次のような記事
があった。

「ある中学校の先生が、『いじめられ
る子といじめる子の間に大きな
違いはない。ほとんどの子が、
どっちの立場にもなり得る。

いじめられる側にまわるので
はないかと、多くの子が内心、
おびえている』とテレビで
語っていた。

おまえは変だと仲間から
言われていじめられる側に
まわらないために、皆が見る
テレビや漫画を見、ゲームを
して話を合わせる。

別の誰かがいじめられている
間は、自分が免れられるから、
見て見ぬふりをする。

一人が皆の犠牲になることに
よって、暗黙のうちに多数の
利益が一致する。

いったん犠牲者の役まわりを
押しつけられると、容易にそこ
から抜け出せない仕組みができ
上がる・・・・」

日本では、一人が個性を発揮
すると、「平等」の名のもとに
皆が横並びを主張します。

人は一人ひとりが違って
当たり前です。そこに存在
価値があり、仕事の価値、
創造の価値があるのに、

「みんなが同じでなければ
ならない」という考え方が
強い。

横並び商品やカラオケにゴ
ルフ、献金など皆同じ根です。
もっと自分の責任で判断し、
行動することです。


 

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男と女の愛など、所詮、最初からつりあわないものだから、葛藤するだけ無駄というものだ。

2023-07-19 13:07:16 | 日記

 

 

一旦、別れてまた合流する川の
ように、彼女の中から懐かしさ
が溢れ出す。それは長く忘れて
いた感覚で、出会いの頃の息苦
しいほどのときめきを伴って
いる。

帰って来たのは私の方だと彼女
は気付く。男に初めて会った、
あの日の自分に。

肩の力がふっと抜けた。喜びが
体の筋々に伝わって、ゆっくり
筋肉を弛緩させてゆく。

涙に濡れた顔が和む。舌が甘や
かな言葉を紡ぎだす。

―――そうだわ、明日、残り
の折りヅルをみんな燃やして
しまおう。もう、私には必要
がないだもの。

だって、私の中に灯が点った
のだから―――

夜明けの鏡はガスの災を優しく
映している。涙に曇った彼女の
目には、白いセーターの胸の
真ん中あたりが、ぽおっと
緋色に染まって見えた。

“楽しいだけが恋じゃない、
歓びだけでもない、楽しい
分だけ苦しみや危険がとも
なう、

それが当たり前。生きた形態が、
塑像(そぞう)として見えるた
めには、深い影を必要とするの
と同様に、

困難や危険や涙がともなうから、
恋がきらびやかでもあるわけだ”

 

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男の矜持

2023-07-19 12:00:01 | 日記

 

 

たいていの人は、
上には弱く、下には
強いのです。

大事なことは、いくつに
なろうが、目上の人や技
術的に会った時に、

こびずに、志を高く持った
姿勢で接すること、

自分より目下の人間に対
して腰を低くすることです。

これが、成功している人
たちの共通点です。


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「夏の夜の夢」にあなたが笑うとき微かに香るファーレンハイト

2023-07-19 11:57:20 | 日記
 
 
 
考えてみれば、香りはなかなかの
曲者である。何も語らない。その
くせ饒舌である。

私たちの無意識に訴えかけて、そ
の行動をさりげなく支配する。

順番からいえば、花はまず香りから
抜けてゆく。形を保ちながらある日、
香らなくなる。

香りの抜けた花は、すでに美しさの
ピークを過ぎている。

ということは枯れる前に形だけの花
が存在する。昨日と同じように咲き
ながら、もう芳香を放たない花を見
ると、何やら淋しくなる。

文章を書いていると、香らないと思う
ことがある。そんな時、文章としては
形は整っていても、失敗作だと思う。

薫りは作品の色気につながり、生命力
につながる。躍動する生命力が感じ
られない文章なんて、意味がない。

立派な文章を書きたいわけではない。
美しい文章も要らない。ただただ、
匂い立つ文章を一編でも良いから
書けたらと思う。

そういえば最近、季節の香りを感じ
ることが少なくなった。昔ほど木の
芽が匂わなくなった。

柚子も同じだ。匂わない木の芽
や柚子なんて、お吸い物の中で
邪魔なだけだ。

多分、女性も同じだろう。
形だけ美しく飾っても香らなく
なったら・・・・・。

そう考えると、女でいることを
大切にして欲しい、と切に思う。

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雨ですね」  ーArt Farmerー

2023-07-19 11:55:49 | 日記

 

 

“あなたからきたるはがきの
かきだしの「雨ですね」

さう、けふもさみだれ“

電話で、「雨ですね」と言いあ
うのとは違う、不思議な連帯感が
生まれる。電話ならまさにリアル
タイムで、今自分の見あげている
空を、

相手も見あげて相づちを打つわけ
で、それは単なるあいさつにすぎ
ない。

葉書に書く「雨ですね」は、そう
ではない。それは、あなたのこと
を思ってペンをとっていた時間に
雨が降っていました、といいう
一種のしるしのようなもの。

私はその時「・・・・ね?」と
あなたに話しかけたかった、
という気持ちの消印のようなもの。

リアルタイムでなく、時間の幅を
持って、その想いが届けられる。
「さう、けふもさみだれ」という
相づちも、同様に、気持ちの消印
である。

今あなたの文字を見つめながら、
心の中で返事をしました、と
いう。

正確な意味では時間はズレている
けれど、「さみだれの降る季節」と
いう視点から見れば、わたしたちは
時を共有しあっている。

そして一枚の葉書をとおして、
心を共有しあっている。

 

 


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「なんとか生きている。一睡もできないまま、朝が来た」

2023-07-19 11:54:00 | 日記

 

なつかしい。あの人と、
今ここで、ふたり
並んで窓辺に佇んで、この町
の眺めを、

ただ、一緒に見たらいいなと思う。

あの頃と同じように、ただ黙って、
同じものを(お互いの顔などでは
なくて)、

同じ方向を見つめているだけで
いい。
今、どこで、どうしているの
だろう。


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