以前も書いたが、私の通っている俳句の教室は、入門クラスだ。
前回、キャリア15年以上と言う方ばかりのクラスに入ってしまい、
大変な後悔をしたので、今回は間違いなく入門クラスを選んだ。
たった半年、教室に通っただけの私には、ちょうど良いクラスのはずだ。
前回の講座で、
地下鉄の尾灯の赤し夏の果
(ちかてつのびとうのあかし なつのはて)
という句を取り上げて、先生が説明された。
俳句としては成立している。
でも、点が入らない。
なぜか。
それは、地下鉄にキカンがないから。
地下鉄を書いて失敗する人は多い。
難しい題材に挑戦するな!とは言わない。
でも、よほどの覚悟もなく挑戦するのはいかがだろうか。
いつもはやんわりと話をされる先生の語調が硬い。
よほどやってはいけないことなのだろうか。
でも、私には意味がわからない。
「何のこっちゃ?」
・・・である。
まず、「キカン」(漢字に変換もできない)って何?
・・・である。
先生に、
「よくわからないのですけど」
と聞きたいのだけど、他の皆さんは、
「うん、うん」
と頷きながら聞いているので、わからないのは私だけなのだろう。
続けて、先生が、
「この句はどなたの句ですか?」
と言う。
そして、私は、おずおずと手を上げる。
教室が終わってから、他の方にうかがってみると、
半分の方は、もう十年以上、このクラスに通っているとのこと。
残り半分は、長く先生の句会に通っている方々だそうだ。
マジか・・・
である。
「へたくそ!」
って言われるのはいいんだよね。
上手くなりたくて行ってるんだから。
でも、わからないことをわからないと言えないのはつらい。
かと言って、みなさんの邪魔になるのもつらい。
それなら、だ!
入門クラスを5年続けた人は、初級クラスに移るというのは、どうだろうか。
それが無理なら、せめて半数は正真正銘の入門者にしてもらえないだろうか。
・・・なんて、逃避している時間はもうないのだった(苦笑)
次の講座はもう目の前。
がんばって俳句書くぞ。
おう。
(・・・と、力なく言ってみる・・・笑)
おっと、写真を忘れていた。
今日は、少し涼しくなれる(?)写真かも。
この前、小樽に行ったときに撮った写真なんだけど、
赤丸をつけたカモメをアップで撮ったら、
目がね、開いてるの。
怖っ・・・。
背筋がゾーーーってなっちゃった。
・・・って、また逃避してないで、
俳句書きましょうね、自分(笑)