いやぁ~、いよいよ札幌も温かくなってきました~。
そろそろ春の靴を出さなくっちゃと思う今日この頃。
・・・えっ?
今何を履いてるかって・・・?
もちろんブーツですとも(笑)
さて、今日は本の話。
我が家はよく本を読むのだけど、その大部分は図書館で借りている。
旦那さんは月に5冊くらい。
私は10冊くらいかな。
なので、図書館には大変感謝している。
そんな我が家では、ときどき図書館にささやかなお返しをしている。
それは、『本の寄贈』。
読み終わった本を図書館に寄贈しているのだ。
図書館はたくさんの人が利用している。
なので、人気の本は借りたい人も多く、順番待ちとなるのだけど、
札幌の場合、多い時には、何百人も待つことになる。
ちなみに今一番待っている人が多いのは、
直木賞を取った『心淋し川』で860人ほど待っている状態だ。
(作者は北海道出身なので、なお更人気なわけで・・・)
なので、私は、
『自分が読みたくて、図書館の待ち人数の多い本』は、
自分で買って、さっさと読んで図書館に寄贈することにしている。
(旦那さんや母も読むときは、そちらも読み終わってからだけど)
札幌市の蔵書数が1冊でも増えれば、
それだけ待っている人の手元に、
読みたい本が早く届くことになるからだ。
千円かそこらの出費で、自分は読みたい本が読めて、
おまけに多くの人の役に立つのだから、
ものすごくコスパの良い社会貢献なのではないかと。
で、今読んでいるのは、
芥川賞作品の『推し、燃ゆ』だ。
現在の待ち人数は560人。
「頑張って読まねば」
と思っているのだけど、これがなかなか進まない。
なぜなら、若者言葉に馴染みにないおばさんにはいかんせん読みにくい。
いや、実際に若者言葉が連打されるのは、
始めの方だけなんだけどね。
その後も、何だか文体に馴染めないというか・・・。
読んでて腹がたつというか・・・。
何か、違和感がある感じというか・・・。
あと少しなのだけど、どうもスイスイと読み進めることができない。
最初は、
「何でこんな本が芥川賞なんだ?」
と思ったりもしたのだけど、
(私は芥川賞の何たるかなどは、もちろん全くわかってません・・・笑)
最近読んだ本で、こんなに嫌な感じになったことはなかったわけで。
「嫌な感じになる」
というのは、まさしく心が大きく揺さぶられているからなわけで。
「人の心を大きく揺さぶる本」
というのは、やっぱりすごい本なのではないかと。
「やっぱり芥川賞はすごいのだなぁ~、たぶん(笑)」
と妙なところで感動してしまった。
さて、残り少し。
頑張って読むかぁ~(笑)