この三連休、散歩に出かけた以外、ほとんどの時間を家で過ごしたさぽつぴ家。
土曜と日曜の最高気温は10度。
札幌にも春がやってきた。
・・・と言うわけで、昨日は『冬靴』をしまって『春靴』を出した。
ザックリ言うと、ブーツ類を靴ケースにしまって、
別の靴ケースからパンプスやスニーカーなどを出した、ということ。
しまう靴は、三人分でざっと15足ほどになる。
汚れをとって、靴墨を塗り込んで・・・と、なかなかの作業量だ。
それをやっとしまったのだ。
なのに・・・なのに・・・。
今朝の札幌の天気予報には雪マーク。
Sapoに、
「ショートブーツ、出した方がいい・・・?」
と聞くと、Sapoは、
「出すのが大変ならパンプスで行くから大丈夫だよ!」
と言う。
そういう思いやりのある返答をされると、出さないと私が意地悪な人のような気がしてしまう。
「40秒あれば出せるかと。」
と私が答えると、Sapoは、
「ではよろしく」
とにっこり笑った。
・・・私の使い方をよく心得ているSapoちゃん・・・(笑)
「40秒」と言ったのは、出すべきショートブーツを
『靴ケースの一番上に入れた』
のを覚えていたから。
ケースの蓋を開け、一番上の靴を取り出すだけなら40秒で十分。
いや、30秒でもよかったんだけど・・・(笑)
さっそく納戸に行って、靴ケースの蓋を開けて見てみると、そこにあるはずのSapoのブーツがない。
「あれ?一番上じゃなかったっけ?」
と思い、一番上の靴をそっくりケースから出し、次の段を見てみるも、そこにもない。
「あれ?二段目でもないの?」
と二段目の靴をそっくりケースから出し、三段目を見てみるも、そこにもない。
(ここですでに靴は、廊下にずらっと並べられることとなり・・・)
「げっ!一番下だったか!」
と三段目の靴もケースから出してみるも、一番下の段にもない。
いったいどこにしまったのか・・・・。
そこで、昨日の自分の行動を思い起こしてみた。
Sapoのブーツを一番上にのせたのは、
「また雪が降ったら、もう一度、ブーツを出さなくちゃいけなくなるかも知れない」
と思ったから。
札幌は、4月になってから雪が降ることもある。
ここまで来て、私は思い出した。
「どうせもう一度出さなくっちゃいけないのなら、これ、しまわないでおこうっと!」
ものぐさな私は、そう思い、一度は一番上にのせたショートブーツを、
もう一度、下駄箱に戻したのだった。
惜しい・・・。
実に惜しい中途半端な記憶力・・・(笑)。
せっかく手入れしたSapoの通勤用の靴。
出番はいつになるのやら。
本日、札幌は雪です。