今日は、Sapoの大学最後の授業Day。
中学・高校・大学とSapoのお弁当を作って10年。
毎朝、
「面倒だなぁ~」
と思いながら作ったわりに、
「これで終わりなんだ」
と思うと急に寂しくなるから不思議なものだ。
昨日の夜、
「大学にお弁当持って行くのも、明日が最後だね・・・
中学校から作ってたから、何だか寂しいね・・・」
と、ちょっとしんみり言った私に、Sapoが言った。
「ああ、それなら大丈夫!
就職してもお弁当持って行くから!」
・・・えっ・・・?
・・・大丈夫・・・って何が・・・(笑)?
寂しい気持ちが吹っ飛んで、急に面倒くさくなった(笑)
そして今朝。
「最後のお弁当」だから気合を入れて作ろうと思っていたのだけれど、
いかんせん、朝は調子が悪い私。
20分以上だまって立っていると、貧血を起こす。
おまけに「細いもの」が苦手なので、箸を使って細かい野菜なんぞをお弁当に詰めていると、
大抵そのまま倒れる。
こう見えて(どう見えて?)軟弱者だ。
なので、大抵の朝は、私がお弁当のおかずを作り、
旦那さんがそれをお弁当箱に詰めてくれる。
(我が家は全員お弁当なので3人分作る)
旦那さんは、私より8歳年上。
毎日仕事から戻るのは8時過ぎと夜も遅い。
朝早くお弁当作りに付き合ってくれるのは大変だろうに・・・と、
いつも申し訳なく思いつつ、甘えさせてもらっている。
今朝も、いつも同様、お弁当をつめてくれる旦那さんに、
昨日のSapoの話をすると旦那さんは笑って言った。
「Sapoちゃんは、就職してもお弁当を持っていくのかぁ~。
Tsupiちゃん、Sapoちゃんの定年までお弁当作りだね!」
いやいや、冗談じゃない・・・
私がいくつだと思ってるんだ・・・
と思いながら、私は言った。
「私の方が旦那さんより早く死んじゃうと思うからさ。
Sapoちゃんの定年までのお弁当は、旦那さんに任せるよ!」
もちろん、ほんの冗談である。
何度も書くが、旦那さんは私より8歳上である。
すると旦那さんは、お弁当を詰める手を止め、うれしそうに言った。
「えーーー!
僕のお弁当でいいの?
Sapoちゃん、喜ぶかなぁ~!」
・・・そこは、
「Tsupiちゃんの方が長生きするよ」
とか、
「そんなこと言わないで、Tsupiちゃん、長生きしてよ」
とかじゃないのか?・・・
そして、旦那さんは、
いったいいくつまでお弁当を作るつもりなのだろうか?
私が作り、旦那さんが詰めてくれたSapoの学生時代最後のお弁当。
社会人最初のお弁当が載る日は近い・・・かも・・・(笑)