今日の昼食は昨日の残りの無水カレー。
玉ねぎ・人参・トマト・鶏肉と調味料だけで作る
水を使わないカレーは、
野菜のうまみが濃厚で素晴らしく美味しい。
でも、『昨日の残り』なので、カレーは二人分しかない。
Sapoは好きなものは誰にも譲らないタイプで、
しかもカレーが何より好きなので、
一人分はSapoが食べると決まっている。
いつでもSapoと同じものを食べたい旦那さんが、
残り一人分を譲ってくれるはずもないので、
もう一人分は旦那さんが食べることになる。
しかたない。
私は朝残ったパンで、
ピザトーストでも作ろう。
まずは、お腹を空かせたSapoと旦那さんの準備だ。
私がカレーを温めている間に、
Sapoが食卓の準備をしてくれた。
旦那さんとSapoのところにはスプーン。
私のところには、
箸。
え・・・?
箸・・・?
何で箸?
・・・で、私はSapoに聞いた。
「どうして私のところには箸なの?」
Sapoは言った。
「カレーじゃないから、スプーンじゃないでしょ?」
・・・えっと・・・。
私は言った。
「箸で食べる物とは限らないじゃない?」
Sapoは平然と言った。
「箸があるのだから、箸で食べられるものにしたらいいじゃん!」
私はダメ押しで言ってみた。
「ピザトーストにしようと思ってたんだけど」
Sapoはまたしても平然と答えた。
「ピザトーストを箸で食べるか、
または、
箸で食べられるものに変えるか
・・・だね!」
そうか。
私の昼食は『箸ありき』なのか。
食べたい物ではなく、
『箸で食べる』が優先されるのか。
と言うわけで私の昼食はこうなった。
何だかおかしい気がする(笑)