夏は暑いから夏だ。
・・・と言うわけで、私は夏の暑さが大好きだ。
「北海道に住んでいて、暑さ言われてもねぇ~」
と言われそうだけど(笑)、
愛知に住んでいたときも、埼玉に住んでいたときも、
やっぱり私は夏の暑さが好きだった。
タイトルの『風死す』は、夏の季語。
「夏の真っ盛り、それでなくても暑いのに、
風がぴたーっと止んでしまって、
息苦しくって、耐えがたい・・・。」
といったイメージ・・・だと思う。
去年の夏、俳句を始めてすぐこの季語に出会った。
(7月に始めたので、まさにその季節だったので)
何だか意味が分からない季語が多い中(笑)、
これは実感を持ちやすくて、とっても気に入った。
そのときに詠んだ句がこれ↓。
風死せる背の子の傾る八合目
(かぜしせる せのこのなだる はちごうめ)
背中に子供を背負って山を登っていたのだけど、
八合目あたりまで来たら、風が止まってしまって、
暑さで背中の子供がグターっとしちゃって、
暑いわ、重たいわ、ったら、もう無理!
と言った感じ。
子育てあるあるっちゃああるあるだ。
さて、暑い話のあとは、涼しげな写真をアップしておこう。
昨日の北海道大学の大野池。
夏、この池に入ると、北大生は単位を落とすそうだ。
そして、その呪いを解くためには、
冬、凍った大野池を渡り切らなくてはならない・・・とか(笑)