先日、少々急ぎの用事があり、大通(大通公園周辺)まで出かけた。
せっかく出かけたので、ついでに、ミシン糸を買いに手芸用品店に寄った。
いつも行く手芸用品店は、新型肺炎流行以来、
ガーゼを求める人でいつも混んでいるので、ちょっと空いていそうなお店に寄ったのだ。
「ちょっと空いていそう」
・・・と言っても、大手の手芸用品屋さんなのだけど。
予想は的中。
お店の中は、私以外にお客さんがいない。
3密には程遠く、大変よろしい。
ミシン糸コーナーへと進む途中に『マスクコーナー』があり、
Wガーゼやマスクゴムの代用品、マスクキット(縫うだけになった材料のセット)など、
他の店ではなかなか手に入らないものが並んでいた。
「やっぱりここは穴場だなぁ~」
と、通り過ぎようと思ったときに、マスクの型紙が目に入った。
『立体フィルターマスク』と書かれた型紙だ。
マスクの表面と裏面の間がポケットになっていて、その間にフィルターを入れられるようになっている。
ガーゼマスクは抗菌効果があまり期待できないとよく言われる。
マスクの目の大きさとウイルスの大きさからそう言われるらしい。
(飛沫予防効果はもちろんあるわけだけど)
「フィルターを間に入れれば、抗菌効果が上がる」
という発想なのだろうか。
いずれにしても、ガーゼだけよりは良さそう。
マスクの材料は、家にまだある。
よし!
型紙をもらって帰ろう!
とたくさんある型紙の一枚を手に取って気が付いた。
げっ・・・。
生地を1000円以上かぁ~。
私が買いたいのは、ミシン糸。
生地は要らないのだ。
でも、型紙は欲しいしなぁ~・・・。
自分で型紙を引き直すのは、それなりに面倒だしなぁ~・・・。
散々悩んだ結果、Wガーゼ(カット済)を何枚か買うことにした。
Wガーゼなら、いずれ使うこともあるだろう。
家に帰って型紙をよく見ると、作り方の動画がYouTubeで見られると書いてあった。
動画で手順が見られるなら、とても嬉しい。
文字を読むより楽チンだ。
パソコンをつけ、YouTubeで、
「手芸用品店の名前」「マスク」「作り方」と検索してみると、あるある!
立体フィルターマスクの作り方が載っている。
さっそく動画を見ようと思ったときに気が付いた。
型紙ダウンロード????
リンクをクリックしてみると、店頭で配布していた型紙のPDFが表示された。
えっ・・・?
型紙、無料でダウンロードできるの?
ガーーーーーン
・・・である。
このお店、何と言っても無料でマスクの作り方も、型紙も提供しているのである。
ありがたい限りで、文句をいう筋のものではないのはわかっている。
しかし、しかし・・・である。
営業戦略にまんまとはまってしまった感 は否めない(笑)
と言うわけで、悔しいのでマスクをたくさん作った。
洗って使えるので、我が家にそんなに数は必要なく、母にも「使ってね」と送った。
ちなみに、母は私よりものすごーく器用で、すでに何枚もマスクを作っている(笑)
今、我が家にある手作りマスクたち。
そして、これでもまだあのWガーゼは残っている・・・泣
・・・と言うわけで、我が家には『各世帯2枚の布マスク』は必要ありません(苦笑)