茶杓とは茶入や薄茶器から抹茶をすくって茶碗に入れるための道具。竹茶杓は様々な茶道具の中でも茶人が自ら創作する、数少ない道具の一つである。
「お道具の拝見」の時、お茶杓の御銘を聞かれるので、お稽古の時は自分で考えていかなければいけない。大体、季節の言葉を使用することが多い。皐月では「薫風」「早乙女」「青嵐」などなど・・・
実際、私も茶杓を作ったことがある。竹を茶杓用に切って、蝋燭であぶりながらゆっくりと曲げていくのである。かなりの根気がいる作業だった。
ちなみに千利休作の茶杓は1000万円の値段がついていた。普通の20㎝の竹なんだけどなぁ~
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