おさるのプエルトガレラ日記(La Laguna Villas /ダイビングショップ)

探検家?兼ダイビングインストラクターのプエルトガレラ滞在と旅日記!さる並の知能しかないと言われてしまう時があります(笑)

続・マカティから日本の衆議院選挙への思い

2021-10-29 | プエルトガレラ・ロックダウン!
みなさ~ん、まがんだんがびっ(こんばんは)!

今日も、マカティのホテルからブログを書いています。
一昨日の朝プエルトを発ち、帰国手続きのために、ここマカティに滞在しています。

いよいよ明日、ほぼ2年ぶりに日本に上陸します!!!

まだ、まだ、実感がわきません。まあ、到着しても6日間はホテルの部屋の中での強制隔離なんで。。。その後にならないと、東京の景色も見られません。

興味があるのは、ここマカティと、東京のどちらがカッコいい、お洒落な都会かということ。しばらく見ていない東京が発展していることを期待してみたり(笑)


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さて、衆議院議員選挙についてです。

もう、不在者投票に行った人も多いかなと思います。当日に投票所に行く予定の人も、行く予定のない人もいるかもしれません。


私はここのところのブログで書いているように、当日は強制隔離中なので投票が出来ません。

有権者の皆様は、私の分まで投票で国民の思いをぶつけてきてくださいね!!!

特定の支持政党もなく政治にたいしてあまり興味のなかった私が、今回は投票が出来ないことになり、すごく残念がっています。。。

さて、7月にプレスリリースされた、独立行政法人 労働政策研究・研修機構 (理事長 樋口 美雄)
新型コロナウイルスによる雇用・就業への影響等に関する調査、分析PT
という資料によると、7割を超える人が生活の程度はコロナ前と変わらないと答えたそうです。

一方、87.6%の人が生活程度が「中の中から下」と答えています。これに「中の上」かなと答えた人を加えると、なんと99.5%です。

つまり、自分の生活が豊かだと感じている人って、ほぼいないんですね。

自助、公助、共助ということを考えてみましょう。

フィリピンでは、survive(サバイブ)という言葉をよく使います。

おそらくフィリピンでは、パンデミックにより仕事を失った人やそれまでは毎日だった仕事が交代制で週に1日だけとか、一週間働いたら、次の週は休みなんて人ばっかりなので、各家庭では大幅に収入が減っていると思われます。

どうやってサバイブ、生き延びているのでしょうか。

共助です。

宗教の影響が大きいらしいのですが、フィリピンの人は金銭的に困ると他の人に頼ります。他人からお金をもらうこと、あげることに対しての敷居が低いです。

親戚であったり、友人であったり、あるいはただの知り合いにも助けを求めます。そして、「今」少しでも余裕があれば、お金を貸したり、あげたりします。翌日にはその人がもらう番に成るかもしれなくても。。。

その日にご飯が食べられない人がいると、助けたくなるんですね。これは、僕らには信じがたい習慣です。

フィリピン人に限らず、困った人に対してのドネーションは、欧米系の人達の間では盛んです。

プエルトで台風のためにあるリゾートが被害を受けました。その時すぐにお客さんにドネーションを求めました。
ダメージを受けた建物修繕だけでなく、従業員に特別ボーナスが配られるくらいの寄付が集まりました。

最近も火事になったリゾートが寄付を受けて、規模を小さくしてではありますが、あっという間にビジネスを再開しています。


日本の場合は、どうでしょう。

日本では「自助」という考えがほとんどではないでしょうか。

誰かが困ったとき、自分でなんとかしようとするでしょう。友達や知り合いには、なかなか助けてとか、お金貸してくださいとかいいませんよね。

収入が少なくて生活が苦しい人って、努力が足りなかった、学生時代にしっかり勉強しなかった。。。そんなことが原因なのでしょうか。
それだったら仕方ないね。助けるには、値しないなんて思う人がいるかもせれません。

それは、厳しすぎる。

ちょっとした運の良し悪しで人生は大きく変わってしまうんじゃないでしょうか。

学生時代にすごく勉強を頑張った、毎日残業して仕事を頑張っている人がイッパイいるのに、ほぼすべての人が自分の生活レベルは、「中の上」から下なんですから。「中の上」の人だって、簡単に「中の下」になるかもしれません。

海外にダイビングに行ける層って、「中の上」から上の人達。つまり、全体の12.5%くらいの人達しかいないのです。
この先数年でこれは、更に減少してしまうかもしれませんよね。

このままにしておいては日本の未来、他のアジアの国と比べて悲しすぎます。

フィリピンだって、政治の問題はたくさんありますが、人々は生き延びています。そして、1年半ぶりにマカティを見て、大きく発展していることを感じました。

簡単に人を頼れない日本人には、国の助けが必要です。
すべての不運や失敗を自己責任にしてしまう私達は、大きな公助が必要な国民性を持っているのではないでしょうか。

欧米のように富裕層や企業がどんどん寄付をする習慣のない日本では、あまりにも長い間成長が止まっている今こそ「分配」が、本当に必要な時になったのではないでしょうか。

各政党の方針に「バラマキ」という批判がでているようですが、みんな生活が大変だったり、ダイビングに気軽に行けないなんて時は、どんどん、もらいましょうよ(^^♪

日本の人は、それに値するくらいに十分耐えてきたんだと思います!



私達でなんとかしましょう!!!

主権在民って、習いましたよね。
みんなが選挙に行ったら、日本がアジアのリーダーとしての地位を取り戻せるかもしれないし、もっと多くの人がダイビングを楽しめるようになるのではないでしょうか。

日本が置いて行かれてしまった原因
中間層が貧しくなってしまったのは、この過去20年、30年を担当してきた政治が、富裕層や大企業を育てるために大勢の人をほっぽらかしにしたこと。

そして、バブルの頃の思い出に浸りながら、現実に気が付かないまま政治に無関心だった私たち。選挙をほったらかしにした私たちの責任です。
私は、そう思います。

今回投票に行けないくせに、私は言っちゃいますよ(笑)


私の思いは。。。

普通に若者がダイビングを楽しめる時代(^^♪

こんな時代が取り戻せますように。。。


もし共感していただける人が居たら、ぜひ私の代わりに投票に行って欲しいです。

失われた20年、30年。。。

私たちの国が、まったく成長しなかった間に、どんどん成長している周り国に負けないとはいかなくても、少しでも近づけるような経済成長政策を実現してくれるような政党や政治家を選んでください。

とりあえず今は、生活に特に困ってないからと投票に行かないということは、自分の国を見捨てることになるとは思いませんか。

アニメ好きの外国人にしか興味を持ってもらえない国が自分の祖国だなんて寂しすぎます。


フィリピンの田舎に2年近く閉じ込められていて、外から日本の状態を見ていて、歯がゆいことがイッパイ!

そんなわけで、ブログを書きたくなりました。
投票日に向かって、マニラと東京でホテルに待機、隔離の日が続くので、時間を持て余したら、「思い」を書いていきたいです。


★  ★  ★  ★  ★
最近、ちょっとサボり気味なんですが。。。
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マジなんです(笑)

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現在、ほぼ収入がない状況なので厳しいのですが、この夢がかなったら、ローカルの困っている人、それからプエルトガレラ以外にいる失業中のダイブマスターの仲間達に食料支援ができるのではと、目論んでいます(^^♪

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*ロックダウン20ヶ月目の2021年10月現在フィリピンへは外国人観光客の入国が出来ません。
また、フィリピン全国の各自治体で検疫隔離措置、"General Community Quarantine" または、”Modified General Community Quarantine"他が、実施されていますので、国内移動は制限されています。



私も、「ウィルスとの戦い」に勝利した暁には、プエルトガレラに行ってみたいというダイバーさん、Facebookで友達申請待ってますね。


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