“さるかに合戦”  臼蔵 と 蜂助・栗坊 の呟き

震災や原発の情報が少なくなりつつあることを感じながら被災地東北から自分達が思っていることを発信していきます。

アジア太平洋で葛藤を招く国は?韓日「北朝鮮」・中国「日本」

2016年06月09日 17時36分44秒 | 臼蔵の呟き

日本と中国政府の間で問題となっている靖国神社参拝と歴史認識の改ざん、そのことが習近平指導部、安倍自民党政権の国内向け政治宣伝となり、両国国民の悪感情につながっていることがよくわかります。また、北朝鮮の金書記による独裁政治は、軍事的な挑発を繰り返すことから韓国、日本、オーストラリアなどで悪感情が強くなっています。

中国、韓国、日本、朝鮮半島の平和をどのように維持し、発展させるのかは関係国、世界にとっても非常に大切です。中国は経済面で、アメリカと肩を並べる経済規模になり、中国経済、政治、軍事の動きは東アジアの限定された問題ではありません。尖閣列島、南沙諸島の領有権問題もあり、紛争を武力衝突に発展させずに、話し合いで粘り強く解決することが要請されています。

戦争法反対の署名行動を行っているとき、「中国は信用できない」「中国に攻め込まれたらどうすると」いう方が少なからずいます。安倍、山口自公政権の宣伝をうのみにして、一方的に中国脅威論を振りかざし、安倍政権による憲法違反の戦争法を正当化する論法があります。しかし、歴史的事実を冷静に見ればーーー封建時代以降で中国はイギリス、フランス、ロシア、日本などに侵略、植民地化された事実はあっても、他国を侵略した事実はありません。また、中国侵略を認めず、侵略戦争を聖戦とうそぶきーー歴史改ざんに狂奔している国=日本が事実です。

<朝鮮日報>アジア太平洋で葛藤を招く国は?韓日「北朝鮮」・中国「日本」

【ソウル聯合ニュース】アジア太平洋地域で葛藤を引き起こす国について、韓国と日本、オーストラリアは「北朝鮮」、中国は「日本」と考えていることが9日、国際世論調査で明らかになった。

 調査は、韓国の峨山政策研究院とオーストラリアのシドニー大米国研究所、日本の朝日新聞、中国の上海国際関係研究院、インドネシア戦略国際研究所が共同で世論調査機関に依頼し、昨年10月に5カ国の国民それぞれ750人を対象にオンラインで実施した。

 それによると、葛藤の要因となる国を問う質問で、韓国人の51%、日本人の50%、オーストラリア人の62%が「北朝鮮」を挙げ、中国人の56%が「日本」を挙げた。北朝鮮に続き、韓国人の22%は「日本」を、日本人の37%は「中国」をそれぞれ挙げている。

 現在、アジアで最も影響力を持つ国を問うと、韓国人の60%、日本人の48%、インドネシア人の47%が「米国」と答えた。中国人の56%、オーストラリア人の69%が「中国」とした。

 10年後については、韓国人の67%、中国人の77%、オーストラリア人の64%が、「中国」がアジアで最も影響力のある国になるとした。    聯合ニュース