“さるかに合戦”  臼蔵 と 蜂助・栗坊 の呟き

震災や原発の情報が少なくなりつつあることを感じながら被災地東北から自分達が思っていることを発信していきます。

橋下氏、広島で「核廃絶無理、日本は平和ぼけ」と発言

2012年11月11日 10時21分35秒 | 臼蔵の呟き

福島の柿

橋下、日本維新の会がいかに反動的政治勢力なのかを良く表しています。現実を追認するだけであれば、政治的理念、理想などは無意味ということになります。また、国民の中にはいろいろな考え方、政治に対する要求があります。このような多様性を大切にすることは民主主義、国家の発展には重要な要素です。

広島、長崎はアメリカによる原子爆弾投下が行われた都市です。市民の多くは過去に被爆者家族を抱えています。このような都市、市民に対して「理想としては(廃絶)。でも、現実的には無理ですよ、今の国際政治で。日本は平和ぼけしすぎている」平和ボケとは暴言です。原子爆弾を投下され、市民がその犠牲になったからこそ、核兵器を無くしてほしいと希望する、要求する声は正当性を有していますし、心からの叫びであると思います。

その市民、被爆者の声を実現するために、政治が行動し、戦争のない社会、核兵器のない社会を目指すことが政治の役割、義務です。アメリカいいなり、現実追認の社会観で政治を行うのであれば、政党、議会、国会審議もいりません。本当に橋下、維新の会の政治倫理、思想は危険であり、政治的には犯罪的な役割しか果たさないことを示しています。このような党がマスコミに持ち上げられ、第三極とちやほやする政局は、異常ではないかと思います。

<橋下氏、広島で「核廃絶無理、日本は平和ぼけ」>

 新党「日本維新の会」代表の橋下徹大阪市長は10日、非核三原則の「核兵器を持ち込ませず」に関し、「日米安保条約の中で可能なのか。(現実に核が)持ち込まれているなら、国民に開示して議論しなければならない」と述べ、疑問を示した。
 遊説先の広島市で記者団に語った。橋下氏は「(日本に拠点を置く)米海軍第7艦隊が核兵器を持っていないことはあり得ない。日本が米国の核の傘に守られている以上、持ち込ませる必要があるなら国民に理解を求めたい」と強調した。
 広島市などが訴えている核兵器廃絶については、「理想としては(廃絶)。でも、現実的には無理ですよ、今の国際政治で。日本は平和ぼけしすぎている」と指摘した。
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