新窯の窯出し (2007年3月4日)
いやぁ~本日も良い天気ポカポカで菜の花も満開です。
先週焚いた焼き物の窯出しです。ちょっとドキドキ 午後から山へ ・・・
登り窯に到着中を開けると“ガビィー~ン!”
な・な・んと中の耐火煉瓦が凹んで棚板が傾いているではないか
《胴木(どうぎ)の間》
ミィーのふくろうは、危機一発、難を逃れましたが、あまりの恐怖と熱さから目から涙がちょちょ切れています
《作品1》涙のふくろう 《作品2・3》四角と手前のルリ色
ということで・・・登り窯の焼成はやはり難しいのであった。
ほんと!危機一髪だったね。ちょちょ切れた涙がなんとも切ないなあ。抱きしめてあげてね。
登り窯はギャンブルだねえ。吉と出るか、凶とでるか・・・だから止められんのかもねえ。
もうすぐ卒業だねえ。いい時間をありがとう!
今どき、携帯の電波も届かない静かな里山で楽しく集えてよかったね。崖の上の大きな白木蓮も満開です~。
ミィーのふくろうは恐怖のため涙&鼻水までも流しています
今度の卒業制作展に出品を思案中でしたが、出品しますよ~”泣きふくろう”と名前が決定しました・・・
四角い物は”北大路 魯山人”よりよい出来だと思っていたら、破けていました(涙)
これからもミィーの芸風(作品)を忘れないで下され~
こちらこそ一時の良き時間をありがとうございました。
ではでは・・・どこかでまたねえ~・・・
不自然なこーゆー状態で焼いたら、その歪みで
織部焼みたいに、面白いデフォルメの器が出来ないかな、と
一瞬アホなことを思ったりしたけど、その前に割れますね(笑)
ガラガラガッシャーン!にならなくて、よかった。
薪を使ったのぼり釜と、ふだんの焼き方とでは、
完成の際、どういう差異が生じるんですか?
焼き方は還元焼成と、酸化焼成があります。
酸化焼成とは、燃料が完全燃焼するだけの十分な酸素がある状態で焼かれる場合の焼き方です。(ミィ-はこちらが好きな色がでるので好きです。)電気窯では殆どこちらです。
逆に還元焼成とは、酸素が足りない状態で窒息状態で焼く方法です。「灯油窯は両方できます。」なので煙がモクモク出ます。
色合いは全く異なります。登り窯は還元焼成です。
あとは、難しくてここでは言い表せません(難)
陶芸は奥が深くまだまだ勉強中ですのでこの辺で・・・