帰る場所

のんきなぶろぐきじをこうしんしつづけていますが、わたしはいつでもじもとのことをしんぱいしているのです。

本当ですよ。




今度は伊達市で避難…近付いてきているじゃないか、郡山に！

ニュースを見ては涙涙です。

郡山にはあまり帰らない方がいいんじゃないかと言ってくる人がいます。

余計なお世話です。

何人たりとも私の行動に口出しすることはできない！

冗談でも言ってほしくないことばです。

私の帰る場所は郡山です。

帰る場所があるから安心して仙台で一人暮らしができるのです。

「福島はもう住めないよね～」

事実なのはわかりますが、福島県に何の関係もない人にそう口にされると、私は複雑な気持ちになります。

酒の席で連続で言われたらキレるかもしれません。

海の日の連休もお盆も実家に帰りますよ。

止めても無駄です。

対策

地震のメカニズムから検証すると、あと一回大きい地震が来る可能性が高いようです。

今朝7時頃にゆっさゆっさと横揺れがあり、その約12時間後に今度は地鳴りのような揺れがありました。

どちらも震度4くらいの揺れに感じました。

3.11のときも前兆があったので、また大地震が来るのではないかと不安になっています。

対策として、割れたり落ちたりこぼれたりしたら気が狂うかもしれない大切なものを、床に直置きしました。

この手間が無駄に終わることを心から祈ります。

全福島県民対象の健康調査

仙台市の中心部付近に暮らす私ですら震災後一週間はサバイバルで、生きることに必死でした。

生きるための情報を入手するので精一杯、原発にどんなことが起きているのかよくわかっていませんでした。

今だって、やばいことを国は発表してくれないから、爆発等によりどれだけ放射線が降り注いだのかわかりませんよね。




福島県が全県民の健康調査を実施するそうです。

特に放射線量が高かったという3/11～25の行動を用紙に記入…

って、そんなの覚えてるわけないだろー！

集計作業だって大変すぎるわ！！

ここはひとつ、どれだけ放射線が降り注いだかを包み隠さず発表して、どこの町で何時間屋外にいたらやばいだろうと思われる目安を算出し、当てはまりそうな人に自己申告してもらうべきでは？

そうでもしなければ効率が悪すぎます。

まあ、いつまでも隠蔽し続けるからそれは無理なのでしょう。

実家では遂に線量計を購入しました。

すべての建物のホットスポット・雨樋を計測してみたところ、3～6マイクロシーベルトだったそうです。

今年のヒット商品は線量計でまちがいなしですね。

悲しい…。

実家の近くの公園で

今週の土曜日は、各地で6.11反原発デモが行われるそうです。

どんな感じになるのでしょうか。


郡山の実家の隣人が線量計を持っているらしく、私も昔よく遊んだいちばん近くの公園を計測したら…




100マイクロシーベルトあったという話を聞きました。

えっ、マジで！？

近くの中学校(母校)の校庭は数値が高くなかったので、表土を削り取ることはしていませんでした。

狭い範囲でそんなに差があるのでしょうか？

それとも、計測の仕方がおかしかったのでしょうか？

今、その公園の表土は削り取られているそうです。

近すぎる…

高すぎる…

ストロンチウムとかメルトスルーとか、危険すぎてよくわかりません。

福島の今年以降の米は食べられないと思いましたが、宮城だって大差ないですよね？

近所のスーパーで佐賀産等の遠くでとれた野菜を見てほっとしてしまう自分がいます。

ニンジンは茨城県産しか置いていないので、躊躇しながらもそれを買うしかありません。

土壌に植物が育つように、私たちもいつか子供を産みます。

宮城福島の人間は結婚できなくなるのでは？

特に女性…。

ただでさえやばいというのに、私、ますます結婚できないYO！

福島をずっと見ているTV

NHKの『青春リアル』で、福島県出身のクリエイター箭内道彦さんが「福島をずっと見ているTV」というのをやっていました。

思わず見てしまいました。

泣けてきたよ。

福島の未来はどうなるとか言っていましたが、綺麗事をすべて抜きにして言うと、もう終わりでしょ？




私は宮城県民ですが、福島県出身でしょっちゅう実家に帰っているから言って良いですよね。

遠くから見ているだけの人に「福島県はもう終わりだね」って言われたら殴るけど。

東日本が広く汚染されているのでしょうけれど、少なくとも私は福島県では子育てをしたいと思いません。

これから子供を産んで育てていく世代がこう考えるのですから、未来なんてないと思います。

・子育てしたくない

→県外へ逃げる

→人口が減る

→経済が回らない

→生活が成り立たない

観光客も来ないしね！

子供が安心していられない場所は安全とはいえません。

子供だけでなく、これから子育てをする10代20代30代が、このまま暮らし続けて良いのか…。

私はそれが不安です。

番組に出ていた小学校の先生も言っていたけれど、反発したい気持ちは「福島の人は我慢強い」と押さえつけて問題をすり替えようとしている。

日本全体が。

ごめんなさい、今年以降に収穫される福島県の米は食べられません。

でも、私は郡山が好きです。


　郡山に帰ったら

　まうちゅうで給油する

　郡山に帰ったら

　ビッグアイから景色見る


番組は来月も放送するそうです。

みんな見てね。

目をそらさないでね。

特に政治家の皆様。