もう3週間も経ってしまいましたが、7/8はDEENのツアー仙台公演に参戦しました。
ギターのYu-toさんも加わったコンパクトな編成ながら、音楽の楽しさを実感できる素敵なステージでした。
DEENのライブは初です。
新規のアーティストのライブに行くのは久し振りだったので、とても楽しみにしていました。
生でパフォーマンスを見られたのはもちろん、トークも多めだったので池森さん・山根さんの人柄に触れられた素晴らしい体験となりました。
ファンを大切にし、飾らない人柄で素敵なアーティストだなと思いました。
この記事では一部セットリストを公開していますので、これからツアーに参加される方はご注意ください。
ライブにおいて予習は欠かせないと考えます。
DEENをよく聴いていたのは高校時代で、正直最近はほとんど聴くことはありませんでした。
手元にCDが1枚しかなかったので、とりあえず昨年発売された『TWILIGHT IN CITY』をライブ1ヶ月ほど前に購入して聴いていました。
新旧どちらも対応できるように、昔よく聴いていたCDを図書館で借りたりもしました。
セットリストは、往年の名曲がほとんどで知っている曲が多く、90年代の音楽バブルを体感してきた者としてはとても楽しかったです。
ライブにはひとりで行ったり夫を連れて行ったりするのですが、今回は夫も一緒です。
いつもは私が好きなアーティストのライブにただ連れて行くだけのことが多かったので、ほとんど知らない曲ばかりだったと思いますが、今回は違いました。
実は夫も昔DEENが好きでよく聴いていたそうです。
初めて音楽の好みが一致しました。
夫も楽しんでくれたのではないかと思います。
DEENには名曲が多いだけあって、代表曲を尋ねると意見が分かれるらしいです。
私はオタクなので、『夢であるように』一択です(夫は『瞳そらさないで』だそうです)。
DEENを聴くようになったきっかけもこの曲です。
TODはプレイしたものの、遥か昔すぎて内容はほとんど覚えていませんが、思い入れはまあまああります。
ゲーム好きだった私もある時期勉強に専念するため一時的に封印しなければならず、封印前最後にプレイしたゲームがTODでした。
あれから20年以上が経って、生で曲を聴ける日が訪れるなんて……。
演奏してくれたら良いな程度には思っていましたが、前奏のピアノが流れ始めたとき、一瞬息が止まりました。
感動しましたね。
思わず泣きそうになりました。
この曲で潮目が変わった、というトークも聞くことができました。
ライブに参加して感じたのは、池森さんはものすごく客席を見渡しながら歌う人なのだなぁということ。
私はけっこう前の列だったため、目が合ったんじゃないかと錯覚することが何度もありました。
様々なライブに参戦してきましたが、ここまでお客さんの顔そして目を見ながら歌うアーティストに初めて出会いました。
私は人の目を見られないタイプなので尊敬します。
トークでは、
「あれって○○だったっけ?」
と天然発言をする池森さんに
「いや、△△だよ」
と光の速さで突っ込む山根さん。
さすが30年のコンビネーション!
山根さんは頭の回転が速い方とお見受けしました。
そして、山根さんの見た目がすごく若かった……。
50代後半と聞いて普通にびっくりしました。
若作りしているわけでもないのに、ナチュラルに10歳くらいは若く見えるかと。
驚いたことといえば、ライブ終了後、観客ひとりひとりにグータッチで池森さん・山根さんがお見送りしてくれました。
5年毎の特別なライブだからだそうですが、まったく知りませんでした。
普段はハイタッチでお見送りのところ、コロナの影響で今回はグータッチになったそうですが、超有名アーティストなのに、本当に良いのですか!?と、直前まで半信半疑でした。
また自分の話ですが、私はボディータッチが本当に得意ではないので、このような対応ができるDEENのお二人を本当に尊敬します。
地方会場ならまだそれほど人数も多くはないでしょうけれど、東京などの大都市では大変ですよね。
ライブ後、エネルギーを使い果たして一刻も早く休憩したいでしょうに、なんとファン思いなことでしょうか。
人が好きなのだろうなぁ、と思いました。
またまた自分の話ですが、私は人間が好きとは言えないので、本当に尊敬します。
池森さんの歌声も調子が良さそうで、さすが長く活動してきているプロ中のプロでした。
仙台公演は4本目でしたが、8/1時点で18本目の三重公演まで進んでいるようです。
コロナで大変な世の中ではありますが、無事に最後まで完走されることを願っています。
ライブ後は、小腹がすいたのでそばを食べて帰りました。
初めて入ったお店でしたが、とても美味しくて、そばで締めた良い一日となりました。