こまちのさすけね亭

ひだまりを 拾って歩く お年寄り

『EDEN』

2016-01-24 | 徒然日記
★★☆☆☆

ミア・ハンセン=ラヴ監督がDJとして活躍した実兄スヴェン・ハンセン=ラヴをモデルに作った映画だそうです。

音楽ドラッグ女音楽ドラッグ女……その繰り返し。

人気があるうちは良いのですが 、そういつまでも売れ続けるとは限らないわけで。

かつて一緒にやんちゃした仲間が家庭を持って幸せに暮らす一方、スヴェンは虚しさや孤独と共存しているようでした。

一見華やかなDJの世界ですが、その裏には 深い闇が広がっているのでした。

映画化されたことで彼の人生が救われた部分もあったのではないでしょうか。

現在スヴェンは作家として活動しているそうです。

私も音楽好きなので 一応音楽関係のこの作品を観てみましたが、系統が違うというか、あまり肌に合わなかったです。



『マルガリータで乾杯を!』

2016-01-24 | 徒然日記
★★★☆☆

超肉食系女子大生ライラの日常を描いた作品です。

ライラは音楽大好きリア充女子。

そして、バリバラ的に言うダブルマイノリティーですが、それは全然強調されていません。

障害者として特別扱いしない描き方には好感が持てました。

最後にみんなで踊るシーンはなく、インド映画らしくないインド映画です。

100分という長くはない尺にちょっと詰め込み過ぎだったかなー。

その分退屈はしません。

予告編やフライヤーから受けるイメージよりずっと先進的な内容で、びっくりしてしまうようなシーンもありました。

単なる家族愛の作品ではないけれど、母と子の関係には理想的なものがありますね。

ライラも魅力的ですが母親とハヌムがとにかく美人です。

特に母親!!

年を重ねた今の美しさも十分でしたが、若い頃はきっと絶世の美女だったはずです。

ライラをサポートし、いちばんの理解者でもある母親役はとても素敵でした。