チェンバロの先生が、通奏低音奏者として出演するというので、聴いて来ました。
前半にフランス、後半にイタリアのリコーダー作品。それぞれの独奏に加え、二重奏や三重奏のアンサンブルも聴くことが出来た。
フランスの作品は、全体的にしっとり感があり、フランス伝統の情景が優雅に目に浮かんでくるような演奏は、あまりに気持ちよく、途中で睡魔に襲われそうになることが多かった。
イタリアの作品は、前半とは、少し対照的で、明るく陽気な演奏でした。イタリア特有の情熱的な躍動感が、演奏の中に満ち溢れてて、軽快なリズム感が、程よい心地よさを誘っていた。
最後の曲、ヴィヴァルディのソナタ4番 へ長調 作品1は、元々のヴァイオリンの旋律を、リコーダーで吹いていた模様。この曲が一番良かった。
私は、フルートやリコーダーをメインで吹くことはなくなったが、全く関わりがなくなった訳ではなさそうだ。
まだ、日本フルートクラブ出版の会員にはなっていて、以前に、比田井リコーダー教室の発表会を聴きにいったことがある。
出演者のプロフィール欄を見ると、比田井裕さんを師と仰ぐリコーダー奏者がいた。
聴き終わったあとに、なんとなく、リコーダーを吹いている時の姿勢や雰囲気が似ていたような気がした。終演後に話しかければよかった。
誰かと、繋がりがあったかもしれない。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます