【クラシックコンサート所感】
2017.11.28 エマニュエル・パユ SOLO @東京オペラシティ コンサートホール:タケミツ メモリアル
聴きたかったプログラムの公演がソールドアウトだったので、仕方なくソロ公演(伴奏ピアノなし)を聴きにいったところ、大方予想していた展開となった。
エンターテイメント性は殆どなかった。武満さんの思い出が詰まったホールだから、武満 徹さんの『声』と『エア』を含む、現代作曲家の曲を半数近く含めた構成として、超絶技巧を駆使したフルートで吹きまくる、小一時間に及ぶ、休憩なしの公演。本人もかなり吹くのに疲れていたのか、曲の合間に、ペットボトルに入った水を飲みながらの、苦しそうな公演だった。原譜を見ることが出来れば、いかに苦しそうだったかは、分かるかもしれない。現代奏法で吹くときは、また別の話だと思うが、息を吹き込むときに生じる、空気が流れる音も、音楽の一部としながらも、フルートの音色自体は、全く濁りを感じさせない、クリアの音色を響かせていたのには、びっくりした。純粋にコンサートを楽しんだというより、他ではあまり聴く機会のない、プログラムを聴くことで、今夜は一つ学びに行ったと言えるかもしれない、超絶技巧セミナーのような感じが強かった。
個人的には、楽しめるプログラムを、もう一度、聴きに行ける、機会があれば、いいが・・・。
公演終了後のサイン会では、お互いに、気持ちのよい挨拶を交わして、無難に色紙と、好きな曲が多数収録されているCD『夢のあとに』にもらうことが出来た。サイン会では、撮影禁止で残念だったが、終わるまで待っていた観客に、笑顔で手を振りながら、去っていった姿が印象に残った。
2017.11.28 エマニュエル・パユ SOLO @東京オペラシティ コンサートホール:タケミツ メモリアル
聴きたかったプログラムの公演がソールドアウトだったので、仕方なくソロ公演(伴奏ピアノなし)を聴きにいったところ、大方予想していた展開となった。
エンターテイメント性は殆どなかった。武満さんの思い出が詰まったホールだから、武満 徹さんの『声』と『エア』を含む、現代作曲家の曲を半数近く含めた構成として、超絶技巧を駆使したフルートで吹きまくる、小一時間に及ぶ、休憩なしの公演。本人もかなり吹くのに疲れていたのか、曲の合間に、ペットボトルに入った水を飲みながらの、苦しそうな公演だった。原譜を見ることが出来れば、いかに苦しそうだったかは、分かるかもしれない。現代奏法で吹くときは、また別の話だと思うが、息を吹き込むときに生じる、空気が流れる音も、音楽の一部としながらも、フルートの音色自体は、全く濁りを感じさせない、クリアの音色を響かせていたのには、びっくりした。純粋にコンサートを楽しんだというより、他ではあまり聴く機会のない、プログラムを聴くことで、今夜は一つ学びに行ったと言えるかもしれない、超絶技巧セミナーのような感じが強かった。
個人的には、楽しめるプログラムを、もう一度、聴きに行ける、機会があれば、いいが・・・。
公演終了後のサイン会では、お互いに、気持ちのよい挨拶を交わして、無難に色紙と、好きな曲が多数収録されているCD『夢のあとに』にもらうことが出来た。サイン会では、撮影禁止で残念だったが、終わるまで待っていた観客に、笑顔で手を振りながら、去っていった姿が印象に残った。
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