選挙戦の最終日

　選挙戦の最終日は、好天に恵まれた。地元は、殆ど歩いてのお願いだった。大勢の皆さんが道路に出てくれて握手、抱き合ったり、感動の連続。こんなに気持がひとつになれるものかと目頭が、熱くなった。
　２０年前、市議会議員に当選させてくれた時の後援会長土門さんとの対面は感極まった。抱き合ったまま、涙が止まらない。随行していた、家族や仲間から、ハンカチや背中をさすられたり。「泣くな、泣くな」と激励されると、また声を出して泣いてしまった。何ともみっともない話だが、どうにもならなかった。
　選挙は、当選も大事なことなのだがが、この連帯は何にも変えがたい財産である。家族の大切さと、一緒に戦った大勢の同志の絆は、わが人生の宝物として大事に大事にして行きたいと、改めて感じた最終日だった。