とうやのひとり言

佐藤とうや ブログ

待ったなしのCO2排出規制

2007年12月12日 | インポート

Photo  地球の様子が、どうもおかしい。地球の平均気温が少しづつ上がり始めているのは、人為的に作り出された温室効果ガスだとされ、それを国際的に数値目標を示して減らそうと決めたのが、あの有名な京都議定書である。京都議定書は、1997年12月11日に京都市の国立京都国際会館で開かれた第3回気候変動枠組条約締約国会議での議決した議定書のことで、正式名称は、気候変動に関する国際連合枠組条約の京都議定書と言う。                  アメリカや中国などが参加しておらず、国際的な圧力も加わり無視出来なくなり、ポスト京都議定書が注目されている。
 わが山形県は、1990年を基準年として、2010年迄に全国平均目標率より1%多い7%を削減目標としている。これはなかなか難しい目標だ。原子力発電の事故という特殊事情があったにせよ2004年の山形県の温室効果ガスの排出量は、基準年の24.8%も増えている。どうして目標を達成するのか、待ったなしの取り組みが求められている。
 本気に取り組む気があるのなら、県の姿勢は甘い。県民に室温調節や、省エネをお願いしますだけで済むレベルではない。細やかな点検をし、自販機の規制や、コンビニや、パチンコ店の照明や営業時間の規制なども視野に入れた取り組みも必要になってくる。
 クリーンエネルギーの開発も、積極的に誘導する必要がある。太陽光発電や、風力発電は特に効果的である。酒田の「サミットウインドウパワー酒田」は、たった8機で、酒田の3分の1の電力をまかなっている。庄内海岸はまだまだ使える場所がある。県の姿勢次第で、乗り出そうという企業はたくさんある。頭の切り替えが必要だ。

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