とうやのひとり言

佐藤とうや ブログ

小学校単位のコミュニティが変わる

2012年06月03日 | インポート

007 初夏の薫風の中 酒田市では、一斉にコミュニティ単位に地域運動会が開催された。幼保、小、中、学校と地域体育振興会、自治会などが一体になって、まさに地域あげてのイベントである。
 少子化が進み、小学校単位の地域コミュニティは小学校の統廃合が加速度的な現象になりつつあり、小学校を核にした地域伝統文化が崩れようとしている。子供たちを中心に親、孫親、そのまた親たち、向こう三軒両隣を巻き込んで学校に集まり、地域の顔見知りが子供の成長を一緒に喜び合う連帯が小学校単位と言うコミュニティである。
 138年続いたわが北平田小学校も今年度いっぱいで廃校となり、酒田市近郊の3地区が合併して平田小学校となる。子ども教育の低下を招かないのが最大の理由と思うが、地域の中心にいた学校を失うことは大きい。子供たちは適応力が強いので、平気なのだが地域は大変だ。
 その北小最後の運動会が盛大に開催されている。地域を六つに分けて、得点を競い合うのだが、最後の踏ん張りをしている。我チーム白組はどうやら、ビリの前だったが、さわやかな気分である。消える小学校の代替えとなる地域の核を模索する地域の苦悩は続く。

コメント (2)
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