とうやのひとり言

佐藤とうや ブログ

野川議長、全国議長会の会長に

2016年06月11日 | 日記

 5月26日、全国都道府県議会議長会の会長に野川議長が就任した。山形県議会議長では二人目で、44年振りの快挙にビックリもした。翌日「おめでとう」のメールをしたら「ありがとう。イレギュラーで」との返信があった。
 議会中の6月9日、知事始め県職員幹部と県議会とで、ささやかな就任祝賀会をした。そこでの野川議長のスピーチが印象に残った。会長に選任された経緯を述べた後「私は東北議長会の代表として会長に就任したと思っています。早速、東北大震災の現場視察に出かけました。浪江町、双葉町、南相馬市などいまだに惨憺たる現況でした。手も付けられずゴーストタウン化した町を見て、これを風化させてはいけないと思い、発信していくつもりです。
 東北は日本の穀物倉庫です。TPPを踏まえ、東北の農業の振興に力点をおいて、与えられた各場面で積極的に発言できればと思っています。
 知事には大きな権限が与えられています。予算編成権、執行権、人事権、専決処分権、議会解散権など総理以上であり、大統領以上かも知れません。それに向き合う議会としては、しっかり研鑽を積み、提言や議会発議の条例など、執行部との調整が付けば、部局横断的な予算を伴ったものなどは、むしろ有効ではないかと思っています。せっかく与えられた名誉な立場です。山形県をどんどん発信して行きたいと思っています」
 頼もしい議長のあいさつに拍手を送った。

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