とうやのひとり言

佐藤とうや ブログ

初寄港に市民の大歓迎

2017年08月03日 | 日記

 酒田北港が開発されて半世紀になる。秋田港と新潟港の中間にあるわが港は、その真価を充分発揮せずにいた。2011年の東日本大震災の救援物資を酒田港が担い流れは変わった。
そのピーク時、コンテナクレーンの増設を提案。尻込みする当局に知事が決断。同時期に花王酒田工場が輸出用おむつ工場の増設で国際コンテナ貨物便は倍増の連続となった。
酒田港は劇的な変貌を遂げ、大型クルーズ船岸壁の整備に始まり、高砂岸壁の延伸、コンテナクレーンの更新、バックヤードの増設、国際ターミナルの移設と港湾整備は続く。
 8月2日、コスタ・ネオロマンチカが入航した。待ちに待った外航クルーズ船の初寄港である。着岸した古湊ふ頭には1000人を超える市民が出迎え、盛り上がった。7時過ぎの出船イベントにも大勢の市民が「さよなら。また来てね」と呼びかけ、携帯の明りを振って見送った。花火も上がった。来年はコスタ・ネオロマンチカの再来や、ダイヤモンド・プリンセスの寄港を決めている。酒田港に新しい風が吹いてきた。

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