稲作りの最初の作業である、種もみの浸漬が始まった。庄内では彼岸の中日がおおむねの目安である。先ずは、バカ苗病予防にテクリードCフルアブルに24時間浸漬し、2~3日陰干しをする。これはバカ苗病ばかりではなく、育苗の大敵である苗立ち枯れ細菌病にも有効であることから大事な作業である。 バカ苗病は、なかなか厄介な細菌で作業場所周辺や苗箱、稲わら、もみ殻、米ぬか、粉塵などが伝染源となることから十分な注意が必要である。特に前年バカ苗病を発生させた場合は特別の注意が必要である。 この作業が終わると種もみの浸種を始める。たっぷりの水に積算温度120度を目安に2週間位、水交換をしながら種もみに水分を吸収させるのである。いよいよ春の農作業本番が始まり、播種、育苗、田植えと農繁期となる。農家にゴールデンウイークはない。働き方改革とも無縁の時期である。
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