庄内の大空いっぱいに、航空自衛隊「ブルーインパルス」のアクロバット飛行が繰り広げられ、空を見上げた多くの観衆から歓声が上がった。
これは、庄内空港30周年記念と新型コロナウイルス感染症の最前線で奮闘する医療関係者の勇気と感謝を表すため実施されたもので、強風であいにくの天候にもかかわらず予定通り実施された。
ブルーインパルスは航空自衛隊松島基地に拠点を置く第4航空団第十一飛行隊の愛称で、先の東京オリンピックの開会式でも五輪の輪をかいた飛行隊である。隊長が三川町出身の遠渡祐樹2等海佐で初の故郷での展示飛行で錦を飾った。
飛行予定は23日の午後一時半だったが、あいにくの天候だったので、庄内支庁に問い合わせたところ、一時間前に決定するとのこと。再度問い合わせたところ「予定通り」との事、庄内空港へと高速道路を飛ばした。もう駐車場は満杯、空き地と言う空き地は車で溢れていた。何とか庄内空港の展望台にたどり着いたものの一睡の余地もなかった。
轟音が聞こえスモークを出すと歓声が上がった。数回飛行場の上を回りいろんな軌跡を描いた。あとで考えると何も飛行場に行かなくとも三川町周辺で充分楽しめたと気づいた。
帰りの渋滞もひどかった。選挙でこんな人出はないのに驚くばかりであった。