とうやのひとり言

佐藤とうや ブログ

大雪で白鳥に異変

2022年03月05日 | 日記

 最上川河口付近に国内有数の白鳥飛来地として知られている酒田市の「最上川スワンパーク」がある。今冬も多くの白鳥が飛来し庄内地方で冬を過ごした。ところが、北帰行直前になって白鳥に異変が起きている事が分かった。
 酒田市によると先月下旬ころから「白鳥が死んでいる」という市民からの問い合わせが急増してるという。3日までに酒田市が死んでいると確認された白鳥は「60羽」にものぼり、去年の7倍以上の数に上っていると言う。
 白鳥が多く飛来するのは、広い庄内地方に餌となる落穂が豊富にあるからと思われる。晩秋から我が家周辺の田んぼにも多くの白鳥が集団で飛来し餌を獲っている。ねぐらへの行き返りの朝晩は「ガァー、ガァー」と鳴き声がうるさい程である。
 大雪の今年は落穂が拾えないほど雪が厚い。あぜ道など少し土が出ている所に白鳥がどっと集まり、餌をあさっている様子が見られた。その白鳥が少し痩せている様にも見え「白鳥も大変だなあ」とは感じていた。
 シベリアに帰る長旅に備え体力を蓄える時期である。自然の厳しさがここにも表れた。今日あたりから雪解けが進み、田んぼの土が現れ始めた。そこへ、白鳥が一斉に集まって餌を獲っている様子があちこちで見られた。
 大丈夫だろうか。間もなく白鳥は北へ帰る

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