酒田市は13日夜から日和山公園の県有形文化財・木造六角灯台にウクライナ国旗の色、青と黄でライトアップを始めた。ロシアがウクライナに侵攻して3週間になる。連日報道されるロシアの無差別攻撃のひどさに世界はウクライナに人道支援が必要だと変わって来たように思う。
酒田市は昭和54年にソ連のジェレズノゴルスク・イルムスキー市と姉妹都市契約を結んで交流を続けている。最近では姉妹都市契約は結んでないが、サンクトペテルブルグ市との交流を深め2019年に日露地域交流フェスティバルへ使節団を送り、高校生同士の交流や企業、個人の交流へと発展している。
山形新聞の報道によれば、今月11日にサンクトペテルブルク市から市長宛に「西側諸国がロシアを傷つけ、信頼できない情報を広げている。強力な友好関係の継続的な発展を求める」との書簡が届いた言う。
酒田市の思いは港町酒田のシンボルである日本最古とも言われる木造六角灯台にウクライナ国旗の色でライトアップをした事である。ウクライナに人道的支援や必要な行動で寄り添う決意が分かった。
25日夕刻足を運んだ。灯台の前にはカメラ片手に大勢の人がいた。遠い他国の惨事に市民の関心は深い。