先日、酒田みなとライオンズ(会長 朴明淑)は恒例のアクテビティ(奉仕活動)で酒田本港緑地公園清掃活動を実施した。穏やかな日和に恵まれ、15人ほどがゴミ袋を手に広い公園内を手分けして汗を流した。
長い本港岸壁周辺はきれいでゴミひとつなく手入れされてる感じがする。一方、側の緑地を超えた所に一本の道路と駐車場がある。その駐車スペースの隅周辺は、しっかり整備された公園とは思えない程ゴミが散乱していた。まずはタバコの吸い殻と空箱が目に付いた。喫煙者のマナーも地に落ちたかと思えた。
周辺の緑地に目をやるとこれがまたすごい。ペットボトルが至る所に投げ捨ててある。それを追っていくと下着ともつかない衣服の上下が脱ぎ捨ててあった。それが、濡れていてずっしりと重い。発泡スチロール箱の破片や、段ボール箱、ジュース缶、漫画本などあらゆる生活物資が捨ててあった。
ホイルの着いたタイヤも出てきた。人出の少ない公園の見えにくい緑地帯に気を許すのか、社会生活で守るべきモラルは何処にいても同じである。見えない所、見えない時にこそ人間性が問われる。