とうやのひとり言

佐藤とうや ブログ

地震 雷 火事 親父

2023年07月15日 | 日記

 昔から恐ろしいもの、逆らえないものとして「地震 雷 火事 親父」と言われてきた。親父が怖いのには違和感も感じるが、権威を強調するためのことわざかも知れない。今、そんな面影はもうない。一番弱く見える。
 12日の庄内県勢懇話会の講演は東北大災害科学国際研究所遠田晋次郎教授の「山形県で想定されている大地震」だった。山形県は東北で一番多くの活断層があり、断層のズレで起きる地震はいつ起きてもおかしくない。特に庄内は南北の県境は岩盤の固い岩に守られているが庄内全体はコンニャクの上に乗っている感じだ。長い揺れがあると液状化現象を起こす。
 庄内は明治27年の大きな地震以来大地震は起きていないが、2016年の熊本大地震の前が明治22年以来の大地震だった事を考え合わせると庄内も周期が似ている感じがする。地震は基本的には予知できない。ある程度膨らんでいる事が分かってもいつ破裂するかはわからない風船のようなものだ。
 地震も怖いが雷にまつわる天気も荒れている。連日警報級の豪雨や竜巻級の風と雹が雷鳴を響かせながら暴れまわっている。逆らえない天災に身を守る術が人のできる知恵だ。

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