とうやのひとり言

佐藤とうや ブログ

物流は海上輸送に注目

2023年07月29日 | 日記

 コロナ禍も手伝ってか、ネット通販が拡大している。「社長~安い」のテレビコマーシャルは毎日聞かされ耳に残る。注文すると翌日か翌々日には自宅に届く早業には驚かされる。どんな仕組みになっているのか、不思議である。
 トラック運転手の残業規制強化に伴う物流危機「2024年問題」が迫る中、海上輸送が注目されているとの新聞記事があった。道路から船に転換すれば、運転手は休めるし、二酸化炭素の排出量は5分の1に減ると試算されている。フェリー乗船中は原則、拘束時間ではなく休憩扱いで、運転手は客室で休める。
 トレーラーの場合は荷台だけ切り離して船に積めば運転手の同行は不要になり、運転手不足の緩和に役立つことになる。国土交通省は、陸上輸送から海上輸送への転換が進めば運転手不足の解消と二酸化炭素の削減にもつながると指摘。今後も取り組みを後押ししたいとしている。
 海上輸送を増やすには航路の充実が欠かせない。そして何よりも貨物の集積であり、港を中心にした集荷ネット網の構築が不可欠である。酒田港は時代の流れに合わせて、フェリーが寄港する港に仕上げていく必要がある。

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