とにかく酒田・庄内のここ三日間は、灼熱の太陽と猛暑で参った。最高気温38.1度で日本の中でも立派な高気温記録で全国ニュースで報道されている。熱中症アラートは3日連続で発令され、異常な危険状態を示している。
台風6号の影響で、日本東海上にある巨大な高気圧から南の温かい空気が流れこみ、山越えのフェーン現象が日本海側の気温を押し上げたと解説されている。いつもの事ながら、酒田は南東の風は「ダシの風」と呼び警戒されている。乾いた熱風が昼夜にわたって吹き続くので、農作物にも少なからぬ影響がある。
酒田の梅雨明けは6月22日頃とされているが、その前から晴天は続いていた。朝晩が涼しければ何とかしのげるが、最低気温が28度では何ともならない。台風7号が日本に近づき、西日本に上陸の見込みとされている。直撃された沖縄、九州、西日本皆さんに心からお見舞い申し上げる。
国連のグテーレス事務総長がこの猛烈な暑さは、地球温暖化では説明がつかず「地球沸騰化」だと警鐘を鳴らした。地球温暖化の時代が終わり、地球沸騰化の時代が到来したと宣言したようなものだ。