衆議院選挙は明日投票日を迎える。自分たちの事は自分たちで決める。これが憲法に定められた国民主権の精神である。その意志を伝えるのが投票所に足を運んで一票を投じる責任である。政治行動はこの一票の結果のみに拘束される。その投票の重みを改めて考えるべきと思う。
しかし、マスコミの報道合戦は常軌を逸脱してるように思える。リサーチによる予測の的中率で争っているが、選挙期間中情勢分析は知りたい反面、結果に与える影響も少なくないように思える。結果が見えるから「そんなもの」と思えば投票所に足は運ばなくてもいいと思う様になる。我が家の固定電話にもマスコミからと思われるリサーチが3度かかってきたのでその過熱ぶりには驚いた。
いつもの事だが、明日の投票締め切りと同時に、開票前に当選確実者の報道がある。何でと思うのだがこれがまたよく当たる。その時、事務所はみんなで「バンザイ」を叫び、当選インタビューとなる。開票されてないのだから「民意」とは呼べないグレーゾーンである。
一票の要素は色々ある。政権選択、政治と金、税と給付、日本の国の形。今回はどこに比重を置いて投票するのか難しい。悩みながら明日投票しようと思ってる。