深夜に警官が

思い起こせば昨夕、机上のケータイが珍しく震えだす。
出てみると、明るい声で美人元社員スズキさん（仮名）が「今晩お暇？」。
ラブコールを断るような重大案件も失業間近のsatoboにあるはずもなくOK。
なんでも頭皮パックのモデルが必要になり、頭皮面積が広いsatoboの声をかけたとの事。
営業が終わったバーバーにジージーが出向くと、待ち受けるイケメン韓流似ダンシ（本人は吉川晃司だと）やパーツがキレイなジョシなど知らないメンバーも加わりさっそく実験台に。
ところがパック前にマイクロスコープで頭皮を観察するとパックには向かない乾燥肌で、おまけにストレスが原因の荒れがあり、パックは不可と。
仕方なしに講習を見学して帰ろうとすると、これから繰り出すのでどうかと。
まあ9時までに帰ればイイやとつきあうと、気がつけば1時。
スズキさん（仮名）も珍しく酔いつぶれ、道端で小間物屋さんを開店しているのを横目で眺めながら放置プレー＆逃走プレー。
もちろん電車もバスもないのが田舎都市。
トボトボと深夜の道路を歩いて帰宅。
途中に基地のゲートがあり、警官のボックスがあるのだが、真面目な日本の警官はもちろん立って警備中。
こんな夜中に怪しげなオヤジが頭皮パックもせずに歩いているのだから、何か職質されるだろうなと思っていたら、いきなり・・・
さわやかな声で「こんばんは！」
挙動不審を悟られぬように、こちらも元気に「こんばんは！」。
きっといつものように「こんばんみ」と言っていたら通り過ぎる事はできなかったろう。
1時間以上かけて帰宅。
即寝たが、一日中二日酔いでダラダラグズグズ。
もう深酒は無理な年頃を実感。
スズキさん（仮名）は連絡がないが、大丈夫だったろうか・・・