Nonsection Radical

撮影と本の空間

スニーカーブルース

2012年01月16日 | Weblog
毎日歩いているとクツの減りも早い。
消耗品なんだけど、靴底がすり減りきるまで履こうとするのは貧乏性だからではなく、貧乏だからだ。
でも、底が減る事よりも、クツ自体が”疲れて”しまいガタが来る事の方が問題なんだ。
正確に言うと、クツのアーチが保てなくなるのだ。
そうなると疲れが早い。
元々足に故障を抱えているので、アーチを保つ事が一番大切なクツの役目なんだけど、なかなかそういう役割りを保ってくれるクツがない。
正確に言うと、安いクツにはない。
しかし、現実的には、安いクツでも高いクツでも靴底の減りに、あまり変わりはない。
と、なると、安いクツを早めに買い換えるのが得か、高いクツを履き続ける方が得か悩むところだ。
言ったように、安いクツは安いなりの作りだし、高いクツは疲れないような工夫がされている。
一方、最近は動画撮影をする事が多いのだけど、ブレないように歩き方を色々工夫した結果、ある程度どうやればブレない歩き方が出来るのかわかってきた。
ところが、その歩き方は、クツにとってはあまりよくない歩き方だ。
アーチを保つような構造のクツではウマく歩けない。
むしろ安くスポンジだけのクッションというようなスニーカーの方がイイのだ。
教則本などでは、動画の歩行撮影では腰を落とし、すり足のように歩けばブレが少ないと書いてあるが、ギックリ腰常習者の身で、そういう歩き方をすれば3擦り半で昇天してしまう。
腰に負担のかからない歩き方を見つけなければならないのだ。
それが安いスニーカーでネチャネチャ歩く方法なのだが、ほとんどスニーカーのクッションだけで衝撃を受け止めるような歩き方なのだ。
そうなると安いスニーカーでないと困るのだ。
ところが、安いスニーカーで困る事もあるのだ。
疲れが早いのは我慢するとして、クツ幅が4Eとかアヒルの足のようなものがほとんどなのだ。
satoboの靴のサイズは24.5のDだ。
大変上品で可愛らしい足だ。
Dの足幅の者が4Eなど履けば、足が遊んでしまい、すぐに痛くなる。
足幅も狭いが、かかとも細く、足首も細い。
足首は手でつかめる細さが自慢だ(笑)。
そこでDサイズを探すのだが、国産メーカーにはない。
一番狭いのでEEだ。
これだと厚い靴下を履いて無理矢理締め付けてなんとか遊びがなくなる状態だ。
Dサイズのは「舶来品」しかないので値段が聖徳太子(死語)になってしまう。
だから、安いのにしようか、高いのにしようか迷っているのだ。
実物を見て考えようと思っても、欲しいタイプのクツは専門店に行かないと在庫がない。
そうしてグズグズしている間に日がたち、急いで買わなければならない状態になって、慌てて適当なものを買って後悔するというパターンが待っているのだ。
ひょっとすると、そういうのが好きな性格なのかもしれない。



大阪市 淡路本町商店街
コメント
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