どこの話というわけでもないのだけど神戸市長田区の「新長田」の話だ。
震災以降の復興を願って新長田地区を観光で盛り上げようといろいろな催しを行っている。
高さ18mの「鉄人28号」を設置したり、三国志の世界を売り物にしたり、観光ガイドマップを作り、周辺の商店街各所に石像や観光看板を配置し、観光客が商店街巡りをして楽しむ事を勧めている。
新長田には震災前にも後にも行ったことがなかったので、今日行ってみたわけだ。
どのように街が再建され、観光としてどのような活動が行われているのか興味があったわけだ。
マップを片手に商店街を歩き、いつものようにビデオで記録していたのだ。
どことは言わないが西神戸センター街での話だが、もちろんこの西神戸センター街も観光マップ「鉄人と三国志に出会える街、新長田 回遊散策MAP」にも掲載されているのでオススメの散策路なわけだが、ここをビデオ片手に散策していると前をチョロチョロする胡散臭いオッサンがいる。
ビデオ画面に入らないようにこちらは気を使って避けるのだが、必要に入り込みカメラを見る。
そのあげくにケータイを取り出し、声だかに誰かに「ビデオを回しているヘンなヤツがおるんや!」と連絡する。
こちらは公道の真ん中を堂々とカメラをかまえて歩いているのだ。
そのオッサンが誰で、どこに連絡したのかは知らない。
しかしそれが”観光地”で”観光客”に接する態度か?
西神戸センター街では観光客が散策して観光することを望んでいないのか?
そうなら「回遊散策MAP」などに掲載せず、もちろん観光モニュメントなど設置せず、地元民以外立ち入り禁止にでもすればイイのだ。
もちろん公道上を誰が歩こうが、法に触れぬ限り何をしようが、文句を言われる筋合いはないのだが。
街並みを撮影して、後世の記録として残そうと各地を撮影しているけど、いつもヘンなヤツが勝手にウロウロして申しわけない、日常生活の妨げになって申しわけないとと思っているのだが、商店街の案内コーナーにも昔の商店街の姿を写真で紹介してあったりして、誰かが記録したものが後世に何かの役に立つと思うんですよ。
特にデジタル化した現在では、デジタルの特性で時代と共にアッという間に記録が消えてしまい、後に残るというのはごくわずかになってしまう。
だから”公(おおやけ)”に保存しておいて、後は後世の人に任せようと思っているのだけど、こういう活動は公の団体とか個人の活動とかで区別する必要はないと思っている。
むしろ個人がそれぞれ各地で独自の活動をする方が保存という点で有利でもある。
むしろテレビなんてものは、”取材”に来るとうれしがるが、記録として公開してくれる事など滅多にないので価値はないのだが。
そういう点は別として、新長田のように”観光地”として”よそ者”を集客しようと思うのなら、自分たちに都合のイイように観光客に、これだけを見ろ、ここは見るな、歩くな、撮影するな、勝手な事をするなと縛る事が出来ると思わないで欲しい。
観光客が観光地でどのように時間を空間を使い、振る舞うかは自由である。
それがイヤなら観光誘致などしない事だ。
京都の街で、古い街並みに入り込んで観光するなというのが、いかにバカバカしい話かわかるだろう。
各国からの観光客が様々な小路にまで入り込んで写真を撮り、ビデオを回している。
それが観光の姿なのだ。
新長田でも英語や中国語、韓国語でのMAPを用意している。
観光地であるのなら、観光客の振る舞いを受け入れる覚悟が必要なのだ。
その観光客が撮影した写真やビデオを他の人が見て、話を聞いて、興味を持った人達がその地を訪れるのだから。
その覚悟が新長田にはまだないようだ。
楽しい商店街巡りなのに残念なことだ。
宮前商店街 東京都品川区
江口商店街 大阪市東淀川区
震災以降の復興を願って新長田地区を観光で盛り上げようといろいろな催しを行っている。
高さ18mの「鉄人28号」を設置したり、三国志の世界を売り物にしたり、観光ガイドマップを作り、周辺の商店街各所に石像や観光看板を配置し、観光客が商店街巡りをして楽しむ事を勧めている。
新長田には震災前にも後にも行ったことがなかったので、今日行ってみたわけだ。
どのように街が再建され、観光としてどのような活動が行われているのか興味があったわけだ。
マップを片手に商店街を歩き、いつものようにビデオで記録していたのだ。
どことは言わないが西神戸センター街での話だが、もちろんこの西神戸センター街も観光マップ「鉄人と三国志に出会える街、新長田 回遊散策MAP」にも掲載されているのでオススメの散策路なわけだが、ここをビデオ片手に散策していると前をチョロチョロする胡散臭いオッサンがいる。
ビデオ画面に入らないようにこちらは気を使って避けるのだが、必要に入り込みカメラを見る。
そのあげくにケータイを取り出し、声だかに誰かに「ビデオを回しているヘンなヤツがおるんや!」と連絡する。
こちらは公道の真ん中を堂々とカメラをかまえて歩いているのだ。
そのオッサンが誰で、どこに連絡したのかは知らない。
しかしそれが”観光地”で”観光客”に接する態度か?
西神戸センター街では観光客が散策して観光することを望んでいないのか?
そうなら「回遊散策MAP」などに掲載せず、もちろん観光モニュメントなど設置せず、地元民以外立ち入り禁止にでもすればイイのだ。
もちろん公道上を誰が歩こうが、法に触れぬ限り何をしようが、文句を言われる筋合いはないのだが。
街並みを撮影して、後世の記録として残そうと各地を撮影しているけど、いつもヘンなヤツが勝手にウロウロして申しわけない、日常生活の妨げになって申しわけないとと思っているのだが、商店街の案内コーナーにも昔の商店街の姿を写真で紹介してあったりして、誰かが記録したものが後世に何かの役に立つと思うんですよ。
特にデジタル化した現在では、デジタルの特性で時代と共にアッという間に記録が消えてしまい、後に残るというのはごくわずかになってしまう。
だから”公(おおやけ)”に保存しておいて、後は後世の人に任せようと思っているのだけど、こういう活動は公の団体とか個人の活動とかで区別する必要はないと思っている。
むしろ個人がそれぞれ各地で独自の活動をする方が保存という点で有利でもある。
むしろテレビなんてものは、”取材”に来るとうれしがるが、記録として公開してくれる事など滅多にないので価値はないのだが。
そういう点は別として、新長田のように”観光地”として”よそ者”を集客しようと思うのなら、自分たちに都合のイイように観光客に、これだけを見ろ、ここは見るな、歩くな、撮影するな、勝手な事をするなと縛る事が出来ると思わないで欲しい。
観光客が観光地でどのように時間を空間を使い、振る舞うかは自由である。
それがイヤなら観光誘致などしない事だ。
京都の街で、古い街並みに入り込んで観光するなというのが、いかにバカバカしい話かわかるだろう。
各国からの観光客が様々な小路にまで入り込んで写真を撮り、ビデオを回している。
それが観光の姿なのだ。
新長田でも英語や中国語、韓国語でのMAPを用意している。
観光地であるのなら、観光客の振る舞いを受け入れる覚悟が必要なのだ。
その観光客が撮影した写真やビデオを他の人が見て、話を聞いて、興味を持った人達がその地を訪れるのだから。
その覚悟が新長田にはまだないようだ。
楽しい商店街巡りなのに残念なことだ。
宮前商店街 東京都品川区
江口商店街 大阪市東淀川区