2011年 全58話 ユイ チュウォン リュ・スヨン キム・ジャオク
あらすじ ソウル郊外に位置する烏鵲橋(オジャッキョ)農場で暮らすファン一家。長男のテシクは40近くでありながら理想が高く、お見合いを繰り返す日々。次男のテボムはテレビ局の記者で、女性の上司スヨンとぶつかってばかり。三男のテヒは優秀な警察官として活躍。四男のテピルは母を手伝いながら暮らしていた。大きな農場をなんとか順調に運営していた父チャンシクだが、実は家族には内緒にしている重大な事実があった。そのことがきっかけで、やがてワガママ娘のチャウンが農場でともに暮らすことになり、兄弟たちの周りは騒動の連続に!
ストーリー 8点 役者 8点 音楽 2点 涙度 6点 総合 8点
長編の大家族ドラマでしたがとっても面白かったです。ユイがあまり好きではないしキャストも地味だと思い存在は知ってましたが未見のままでした。が、良かった~~です。ユイの印象が全く変わってすっごくカワイイ!役柄って大きいですよね。演技も上手だし、不幸のドンゾコから暖かい家族に囲まれるまでの健気で頑張る姿もとっても良かったんです。
4人兄弟がいて全員独身だからそれぞれのラブラインがそれぞれらしく動いていくんです。いらっとしたのは次男。テボムの場合、できちゃった結婚で職場の上司と結婚することになったんだけど、やっかいだったのはその嫁の親。あの母親が強烈。金持ちで鼻持ちならず、自慢の一人娘を農場の次男なんかに!ってことで言いたい放題。スヨンがテボムがずっと好きってわかったけどテボムがその気持ちに応えるまでが追い詰められてるみたいで可哀そうだったわ。ヒステリックな嫁で母親とよく似ててよく耐えてるなって感じでね。マンネンテピルのところもね~、あのスヨンの叔母がそんなにいいかな?って。このカップルだけはほかの兄弟たちとは違う結果に。まあ、一番の注目はもちろん!チュウォン&ユイ。この二人の行方がずっと気になってすっごい良かったのよ~~~~~❤最初はムスッとしてて30年彼女いないって真面目なテヒにジャウンが現れてもう、気になって仕方がないって。そこに亡くなったはずのお父さんが帰ってきてその過去に問題アリで二人が別れを決意して、、このあたりが泣けた~~。本当に。
セリフが胸にジンと来るものが多かったです。テヒはこの夫婦の実子ではなく養子だったんです。実際には甥。でもテヒ母はほかの兄弟にはおさがりなどを着せてたけどテヒにはいつも新しい服を着せた。テヒを特にかわいがったって言ってました。テヒには決してさびしい思いをさせないっていう夫婦の想いがあったんです。それでも実際のテヒは、どんなに優しくされていても自分の心には穴が開いていて何をしてもその穴に吹く風があったって。でもジャウンにあってその心の穴がふさがったんだって。親兄弟でも埋められない彼の心がジャウンへの愛情で満たされたって。わかるような気がします。誰かを愛するってどんなに大切かっていうのをこの4兄弟がいろんな形で表現されていたようです。そのテヒが父母に終盤農場をプレゼントするんです。ほかの兄弟たちと一緒にジャウン父から購入して。泣けて笑って本当に暖かい家族ドラマでした。是非、オススメです。
最後に、このドラマでも中心のお母さん、キム・ジャオクさんがお亡くなりになりました。この4年後に亡くなるなんて、。最後、自分名義の農場になって姑のおばあさんと子供のように喜ぶお母さんだったのに。そのおばあさんよりも早くに、、、。序盤はすっごく意地悪で強烈だったのに、やっぱり心優しお母さんになってくれて。テヒへのスピーチが何だか忘れられません。ご冥福を心からお祈りしております。彼女の笑顔がますます泣けてきました。ありがとう!