アクリル画にペンを加筆して制作し始めています。
スタートのきっかけになったのは
宮沢賢治の貝の火という物語から
イメージが浮かんできたことでした。
子ウサギに起こる6日間の出来事。
物語の中心にある宝珠の中で燃えている美しい炎の赤が
この絵の中心のいろにもなりました。
いろんな意味で心に響く宮沢賢治の物語。
いつも物語の最後の解釈が
とても心に響きます。
悲しい内容も多いけれど
解釈はもっと俯瞰的で前向きです。
学生時代に先生から聴いた
柳田国男さんの山の人生の解釈と重なって
生き物の生命力の美しさが
わたし達の捉え方とはすこし違うような。
違うけれど、人の心の奥の
根っこのところをぐっとつかんでくる、
ほんとうにすごい作家だなあと
一つ一つ物語を読むたびに
うーん、、唸らされてしまいます。
「days」 Acrylic Pen Paper 273x237mm
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