山茶花談

さざんかだん

春の草

2022-03-09 | ペン画



ふと気付けば
外では足元に、みどりの草が生えていました。

この間まで、猫と一緒に
枯れた地面にみどりの草を探していたのに
いつの間に・・?

シュロの木の根元に広がりだしているのは
一番に名乗り出た元気なカラスノエンドウ。

たくさんの葉は閉じられたものから
いくつかの葉は大きく開きだしていました。

天に向かってめいっぱい葉を広げる姿は
春そのもの。


今日は一枚さくらの絵が仕上がりました。

ここ最近、いえ、数か月になるかと・・
いろいろ模索しながら描いていた時期。


毎日の生活の中でのいろいろな出来事が
いつの間にか絵の中に含まれていて
小さなひとつひとつが
絵が成長してくれる素材になってくれるようです。

もの作りは悩み多いですが
あ、小さい一歩、進んだ・・と感じた
春の夕暮れです。






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