キタサンブラック2000万、スワーヴ1500万

毎年何かと話題になる社台スタリオンの種付料。

今年はなんといってもキタサンとスワーヴリチャードですね。

　キタサンは1000→2000万

　

これも凄いし、皐月賞馬ソールオリエンスは元よりやはり初世代で世界一のイクイノックスを出したことである種決定づけられました。

サンデーの後継としてはディープインパクトが大成していますが、その子どもたちはキズナや今年からデビューのコントレイルなど。

そこにブラックタイド産駒のキタサンブラックという構図が「蒼き神話マルス」かよ！？と。

※古いですが（笑）

前作の主人公シルフィードの子どもたちが敵キャラで、敵キャラだったマキシマムの子マルスが格闘する素晴らしい競馬マンガです。

「戦慄の白き翼」エルアルコンが好きでした！

©︎コミックDAYS

て、なんの話でしたっけ？

あ、そうだ。種牡馬ね。

キタサンブラックがすごいという話。

まあ、期待値も含めてなんでしょうがキタサン自身の戦績に加えて、この子どもたちの活躍。

昨年の私の検討板でも話しましたが、スタリオン徳武さんのキタサンブラックはトップサイヤーの数字をもっているという発言はまさに実現したと言えます。

※まあ、値付してるのが本人だしな…。

キタサンブラックの産駒は303頭。

そのうち146勝+地方で112勝。

303頭で250勝。

もちろん複数勝つ馬もいるとしても、まだ複数世代の馬として極めて高い数値が出ていますね。

ちなみにディープは1,803頭で同3,740勝、キズナが853頭で1,030勝、カナロアが1,350頭で2,160勝です。

キタサンブラックも今のペースなら500頭で500勝とかにはすぐに手が届くでしょうか。

それにしても2,000万に上がるのが早かったなー。

ディープが1,200→1,000→900→1,500→2,000→3,000→4,000万円でした。

キンカメが

600→500→400→600→800→1,000→1,200万円でした。

キタサンブラックにかかる期待は大きいですね！健康そうだし、不動のエースになれるか注目です。

しかし、何よりみんな驚いたのはスワーヴリチャードですね！

200→1,500万は7.5倍。

そして社台スタリオンでキタサンにつぐ高額のディープ後継筆頭候補期待の三冠馬コントレイルと三冠馬も年度代表馬も出しているエピファネイアと並びました。

この評価に「さすがに高杉くん」という声もありますが、期待と共にあまり種付しないつもりなの？という声も。

ハーツクライの正当な後継候補かつ、2歳の活躍が目覚ましいスワーヴリチャード。

今年の夏に10頭勝ったぞ！と話題でしたね。

今現在で147頭で22勝。

さて、これをもって1,500万とはなかなか勝負にきたなという印象です。

重賞1号が非社台でラフィアンのコラソンビート(京王杯2歳)だったのも意外でしたが、まさか重賞1つでここまで上がるとは。

勝ち上がり率は確かに高いですが、色々思惑もありそうですね。

私の出資馬では現2歳カルマンフィルターがスワーヴ産駒。そして期待のサーブルクーリールの22がキタサン産駒。

ともに種付け料が200万と300万の頃ですから、出資額が安かったのは良かったです。

あとは、走ってくれるか！？ですから、これは祈るしかありません。

しかし、この時代にも思い切った価格戦略が取れる社台スタリオンはやはり一流で世界を見ていますね。

キタサンもですがスワーヴはハーツの血が欧州でも求められて行く事への対抗策で需要増を、見越した対策とも言えます。

グローバルに戦える馬たちをコレからも育てる社台。

社台／サンデー／G１の中にはまだまだ活躍馬が入ってきそうですね。

【netkeibaより転載】

2000　キタサンブラック
1500　エピファネイア、コントレイル、スワーヴリチャード
1200　キズナ、ロードカナロア
800　サートゥルナーリア、モーリス
600　ドレフォン、ブリックスアンドモルタル
500　レイデオロ
400　エフフォーリア
350　オルフェーヴル、ルーラーシップ
300　クリソベリル、ナダル、マインドユアビスケッツ、リアルスティール、ルヴァンスレーヴ
200　イスラボニータ、サトノクラウン、サリオス、シスキン、ニューイヤーズデイ
150　アドマイヤマーズ、サトノダイヤモンド、ダノンキングリー、ホットロッドチャーリー、ミッキーアイル
PRIVATE　ハービンジャー、ポエティックフレア