2024年03月24日 美浦TC在厩
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3月24日(日)中山3R・ダート1800m戦に杉原騎手57kgで出走、馬体重は506kg(-16)でした。
レースでは五分のスタートを切ると、行き脚もついた様子でスムーズに先行していきました。その後、前半は好位5番手の位置取りで適度に折り合っている様子でした。しかし、レースが動いた中盤から勝負どころにかけては、全体のペースアップにやや遅れ気味になり、位置取りを下げてしまいました。直線に入ってからはジリジリ伸びたものの、前との差を詰めるには至らず、14着で入線しています。勝ち馬とは3.5秒差でした。
レースでは五分のスタートを切ると、行き脚もついた様子でスムーズに先行していきました。その後、前半は好位5番手の位置取りで適度に折り合っている様子でした。しかし、レースが動いた中盤から勝負どころにかけては、全体のペースアップにやや遅れ気味になり、位置取りを下げてしまいました。直線に入ってからはジリジリ伸びたものの、前との差を詰めるには至らず、14着で入線しています。勝ち馬とは3.5秒差でした。
レース後、杉原騎手は「きょうはゲートを出たなりで進めていく予定でしたが、スタートから行きっぷりが良かったので、無理せず好位につけられました。ただ他馬に囲まれるのが嫌だったのか、向こう正面半ばから手応えに余裕がなくなりました。そして、最後は集中力を欠いてしまった印象です」とコメントしており、
高柳調教師は「だいぶ前半は流れに乗っていけるようになりましたが、ペースが上がってから苦しくなってしまいますね。そして、レース後少ししてから馬房内で鼻出血の症状が確認されました。念のため、競馬場内の競走馬診療所で内視鏡検査を実施したところ、肺からの出血だということが判明しました。美浦TCへ戻ってからも、引き続き経過を観察していきます」と話していました。
【レポートの転載につき、社台サラブレッドクラブの許可を頂いております】
競馬場で観戦しました!🐴
フライフリーダムは-16kgでとても絞れた素晴らしい身体でした。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/54/f3/ede6a24af96b29320cfc8ad43360fde8.jpg?1711327838)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/43/2a/66cefc28dfdc76133d2abf3ec2493873.jpg?1711327840)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/30/e1/a0455605484572cdc612ac32ea832465.jpg?1711327837)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/34/cd/452152d1d55d7ea7d7cc66e7ad080f31.jpg?1711327840)
馬体だけなら間違いなく1番人気だな!と引け目無しに感じました。
そのくらい素晴らしい張りと輝き、内に秘めた闘志を感じるパドックで、思わず馬券を倍額に増やし何度も何度もシャッターを切りました。
返し馬でも堂々としており、今日は絶対にやってくれるな!と感じさせました。
贔屓目だとは思いますが、どの馬より光って見えたので具合は良かったと思います。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/0a/b8/4a775d754a3fd8b364ac9c5b2a6e9660.jpg?1711328033)
抜群のスタートを切り、前目に取り付きました。
「いいぞ!フリーダム!」
心の中で、いや声に出てました。
スタートから前目に付いて積極的に進む姿を見て「よし!これはもらった!!!」
スマホで会員証を取り出して、口どりの準備をしました(本当です)。
そのくらい、彼のポテンシャルを信じていたしスムーズに先行できれば勝てると思っていました。
ところが、、
向正面から3コーナーに向かうところで、会員証を取り出した後顔を上げたらもうフライフリーダムがいませんでした。
失速してしまったのです。
結果、直線はあまり追えずに14着。
3戦連続のビリではありませんでしたが、ブービーでレースを終えました。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/40/06/15f20ff46ef216a88332fc34e0aeca6f.jpg?1711328033)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/75/e0/422aea62499fffc0d37a1d8016ee88ac.jpg?1711328033)
帰ってきた姿を見てもなお、この馬体なら今からでも勝てるのではないか!?
と感じてしまいました。
馬のポテンシャルはその発揮する術があってこそ。
フライフリーダムについては、能力を出し切る精神バランスが足りないのか?
それとも見かけだけで能力そのものが足りていないのか?(個人的にはコレは無いと思ってる)
改めて非常に牡馬は難しいですね。
なお、レース後に肺出血が発症可能性として指摘を受けています。
肺出血についてはコチラに詳しい記事があります。
もう10年も前の記事ですが、最近のものを見てもあまり内容に変化がなく改めて肺からくる鼻出血は恐ろしいものと感じます。
武豊騎手とのブリーダーズカップでも有名なトレイルブレイザーのような、止血剤を使いつつ海外遠征を繰り返した馬もいますが
彼のような出血を慢性化しつつコントロールできる例は稀です。
私は出資馬で肺出血はカナロア産駒のエストロ 。
引退記事で調教中に2回目の肺出血からの鼻出血があり予定していたレースをキャンセルし引退。
今はお母さんになっていますね。
彼女の場合は、芝のレースで肺からの鼻出血した後に治まってダートのレースを使っています。
そしてなんとそれが初勝利!
つまり、鼻出血後にレースで勝てた馬が実例としているのです。
ただし、鼻出血はJRA規定で1回目なら1ヶ月のレース出走中止。
今回もフライフリーダムは一旦休養になるでしょう。時代が進んでも解決できない鼻出血問題ですが、昔武豊騎手もブログに書いていましたが馬は鼻呼吸しかできないのでこの問題は深刻です。
重大な結論になっても驚かない準備をしていないといけませんね。
しかし、、あの失速はコレが原因か?
もしくは毎回肺が苦しかったのか!?
そうだとしたら、ポテンシャルを発揮するには健康体に恵まれることも重要ですね。
改めて、馬が一つ勝つのは難しい。
そんなことを感じた春でした。
フライフリーダムが無事であることを今はただ祈ります。
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