2024年03月27日
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美浦TC 前走のレース後、中山競馬場内の厩舎に引き揚げたタイミングで、鼻出血を発症していることがわかりました。レース直後の判明ではなかったため、JRAによる出走制限などの対象とはなりませんでしたが、症状はレース中に発症したものと考えられます。
美浦TCに戻り、本日27日(水)に改めてJRA獣医師による内視鏡検査を受けました。その結果、残念ながら鼻出血のなかでも重度の症状で、肺の出血箇所が広範囲であることが判明しました。獣医師からは復帰を目指すとなると長期間の休養は避けられないとの所見でした。また、仮に肺の修復が進んだとしても、調教やレースを目指す過程でふたたたび肺の細胞への負担が大きくなって、高い確率で再発リスクがあるとの見解も示されています。
本馬はデビューから3戦しましたが、デビュー戦は8頭立ての8着。その後は変わり身に期待してダート戦へ転戦しましたが、いずれも勝ち馬から3秒以上離された二桁着順と大敗を喫しています。そのうえ、重度の肺出血を発症してしまった厳しい現状を考慮し、高柳瑞樹調教師ならびに牧場サイドと協議をおこないました。このままいたずらに進退の結論を先延ばしにすることは、維持会費出資金等の会員の皆様のご負担を考慮すると得策ではないとの結論に至り、前走を最後に本馬の現役続行を断念することとなりました。
本馬の初勝利、今後の活躍を楽しみにされていた出資会員の皆様におかれましては、まことに残念なことと存じますが、なにとぞご了承賜りますようお願い申しあげます。なお、本馬は疾病による引退のため、乗馬へ転出される予定です。
また、引退に関する「ご出資馬の運用終了に関するご案内」は別途郵便にてお知らせいたします。
【レポートの転載につき、社台サラブレッドクラブの許可を頂いております】
フライフリーダム、飛べませんでした🦅
肺出血からの再起も考えましたが、やはり厳しい道でした。
重度の肺出血とのこと。
今後競走馬として強いレースをすることはできなかった。
残念ですが、引退です。
この馬との出会いは2022年、ブログに初めて登場したのは社台ファームの見学レポートでした。
まあ、記事を見て貰えばわかるのですが実は写真がありません!笑
さすが俺。
でもオーラがある馬として印象に残っていて、結局この馬から応募をします。
この時同時に応募した全く人気のなかったスペルオンミーの21がエルフストラック🧝♀️として重賞にも出走するあたり、一口の面白さですね。
ノヴァホークの21は第一希望75票と社台全体で4位の人気。どうやらボーダーギリギリだったようですが、なんとか当選してホッとしたことを覚えています。
この日は姫路にいて、姫路城🏯を見ながら感激したのを覚えていますね!
本当に嬉しかった。
高柳瑞樹厩舎✖️ドゥラメンテはスターズオンアースと同じ組み合わせで、大物になれるか!?
という期待がありました。
秋はツアーがなかったのですが冬に牧場見学をして、ノヴァホークの21には大きな期待を寄せていましたね!
そして、、命名!✨
ガンダムSEEDが大好きな私は、父母の名前から迷わずフリーダムを選択。
「飛べ!フリーダム」
という次回予告の決めゼリフに準えてフライフリーダムが採用された時は嬉しかったなぁ。
そこからは移動、そして入厩と怒涛の日々。
そうそう、脱北で山元への移動は12月でした。
自分史上当時では最高に早かったのを覚えています。
※今はオンザスクエアの11月が最速
入厩した姿も素晴らしく、馬体は何度見ても見惚れる姿。
この強さ、逞しさ、筋肉のハリは今見ても出資する可能性があります。
2023年の3月18日には入厩、そうか1年前なんですね。
入厩めちゃくちゃ早かったですね。
そして3月24日には早くもゲート試験に合格します。こちらも約1年前ですが、この時期にもう合格していたんですね!
すごい。
ただ、ここで心配な出来事。
4月に北海道の社台ファームへ戻されます。
父ドゥラメンテもそうだったようですが、再強化ということでした。
フライフリーダムは入厩してからのベースアップについていけなかったようでした。
このあたりからの不安が結局最後まで影響を及ぼしました。
結果、夏を越して9月にデビューを迎えます。
初戦は佐々木大輔騎手でしたね。
何と口どりの抽選が大人気で、まさかのハズレ。
この馬に期待していた方の多さがわかります。
そして、これが苦難の始まりでもありました。
初戦は芝、追走できず8着最下位。
次走はダート、とのことで放牧に出ていましたが蹄の感冒と熱感で12月に振り出しへ。
しかし立て直して1月に戻ってきます。
ちょうどガンダムSEEDの映画も発表となり、文字通りフリーダムが旋風も起こす中での2戦目。
でしたが、、、またも最下位。
思えばこのレースも含め「ずっと苦しかったのかもしれない」ということです。
肺が痛いのはツライ。
だって呼吸ができないでしょう。
私も経験ありますが、肺が痛いとマラソンが思うように走れませんでした。
身体にも影響があり、気持ちは前に行くのですがカラダがついてこない感じ。
結果、2月4日のダート戦に続き先週末3月24日も杉原騎手で。
珍しく前向きにスタートして取り付けたものの、向正面から3.4コーナーで失速。
14着となったこれがラストレースとなりました。
最後を目の前で見れました。
2.3戦目は現地観戦できて嬉しかった。
あと、この馬についてはあるご夫婦と知り合えた事も財産です。
出会いは社台グループ会員の集い。
高柳瑞樹先生の前で出会い、一緒にフライフリーダムについてお話を聞きました。
なかなか調子が上がってこない馬だと言っていましたが、結果的にポテンシャルを出さずに終わってしまい残念でした。
が、Hさんご夫婦とは2戦目で我が家も夫婦でお会いできました✨
一口最大の繋がりは人、ですからその意味でフライフリーダムが繋いでくれたご縁はありがたい。
今後もよろしくお願いします!!!
と、いう事で嬉しいことも残念な事もたくさんありましたがこの2年弱私の一口馬主としての期待を背負いソングラインに続く活躍馬!と願ったフライフリーダムの旅が終わりました。
ご苦労様。お疲れさんね。
今後が乗馬になるというお知らせが最高の癒しです。
走ることはできないけど、歩いて人を乗せてはできるんだね!
一般の人も乗れる乗馬なら絶対に行くね!
海外でも行く。
フライフリーダム、名付け親になれた期待のドゥラメンテ産駒。
鮮烈な印象を残して引退です。
楽しい時間をありがとう。
素敵な出会いをありがとう😊
君と出会えて、名前をつけて、何度もレースで「いけ!フリーダム!!!」と呼ぶことができて幸せでした。
乗馬🏇一緒にできたら写真を撮ろうね。
我が家の子供たちを乗せてあげてください。
想いがこもって15,000字になってしまいました笑
長文、失礼。
でも、大好きだったんだよフリーダム🦅
いつかまた、会いましょう。
そして君に出資したことは忘れないよ。
結果は出なかったけどこんなにも満足する引退も久しぶりです。
たくさんの喜びと出会い。
ありがとうございました。
フライフリーダム
父ドゥラメンテ
母ノヴァホーク(母父ホークウイング)
美浦・高柳瑞樹厩舎
3戦0勝
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