腹をくくる。

知り合いの方からたまに起業相談を受ける事があります。
昨日はたまたま２件そんな話をして、いろいろと思い出しながら自分自身の事を振り返ってみる機会になりました。
私が起業したのは40歳の時でした。たまたま40歳という訳でもなく、自分の人生を考えると気力、体力、残り時間を計算して40歳とずっと思っていたからです。
今の店舗を見つけて「ここで行こう」と決めてからは行動あるのみです。
腹をくくれば「自分にできるのか？」そんな疑問を考えるよりもとにかく具体的な行動をするのみです。
資金繰りから、工事の打合せ、マシンの搬入、具体的な営業のシュミレーションを考えてシステムを作り、経営者として行動するという初めての事だらけでも実際何とかなる物です。
今では自信を持って「経営者です。」と言えるようになりましたが、最初は事あるごとに無知や経験不足を自覚させられました。
ビジネスにおいては必ず成功するなんて法則はどこにもないので、すべて自分の判断と責任です。失敗しても命を取られるわけではありませんが、お店を出すという事は多くの責任を背負い込むことだと思っています。
例えて言うなら飛べるかわからない断崖絶壁を一気にジャンプして飛び越えてしまうような腹のくくり方が出来るかどうかなのだと思っています。
私の周りでもボディビルの合戸選手、ボクシングの増田さんなどは競技に対する腹のくくり方が半端ではないから結果を残しているのだと思っていますし、会員さんでもやはり経営者や何かで成功している方というのは同じような雰囲気がします。そういった方達からは私も事あるごとに学ばせてもらう事が大きいです。
お陰でジムを立ち上げた当時の初心を振り返る事が出来て、人生というのは真面目に頑張っていれば必要な時に必要な人や物が必ず訪れるのだと思った１日でした。