少しの運動でも様々な運動効果があります。

厚生労働省が「健康日本２１」で推奨しているのは1日１００００歩(高齢者では６０００～７０００歩）ですが、日本人の１日の平均歩数は男性８２００歩、女性７３００歩と言われています。
これはコロナ前の統計で、今は外出を控えたりフィットネスクラブに行く習慣を無くしてしまった人などが多いのでさらに落ちていると予想されます。
よく「1日1万歩、歩かないと効果がないの？」という事を聞かれますが、10000万歩というのはメタボリックシンドローム予防に対する指標です。
少しでも歩く事が大切で歩数に応じた効果は必ず得られます。
群馬県中之条市で2000年から身体活動と病気予防についての継続的な統計として「中之条研究」というのが有名なのですが、それぞれの歩数に応じた効果というのは以下の通りです。

2000歩　寝たきり予防
4000歩　うつ病予防
5000歩　要支援、要介護、認知症、心疾患、脳卒中予防
7000歩　がん、動脈硬化、骨粗しょう症
7500歩　高血圧、糖尿病、脂質異常
10000歩　メタボリックシンドローム
12000歩　肥満

日常生活での歩行の目安というのは速歩（時速約4km、歩幅７０ｃｍ）くらいなのですが体格、歩幅、スピードなどは個人で異なるので少し早めに歩くくらいの気持ちで良いと思います。

コロナに感染するのも怖いですが、その他の病気になってしまい健康寿命を短くしてしまっては本末転倒です。
スポーツクラブS&Cでは皆様のレベルに応じた運動メニューを提供しています。
スタッフが常駐し、感染対策もしっかりとしておりますので運動不足による体調不良になる前にしっかりとした運動習慣を取り戻しましょう。