ダローネガ勝利(湘南S)

先週の話ですが、ダローネガが1600万下条件を勝ちました。約3年前の夏に小倉日経オープンを勝って以来の勝利で、これで、ようやくオープンクラス復帰となりました。

2年前の夏に降級したときは、すぐにオープン復帰すると信じており、賞金稼げて美味しいなあくらいにしか思ってませんでしたが、大変長い準オープン暮らしとなりました。
思い起こせば、降級二戦目に腰を傷めてから復調までが長く、1400m戦に使ってみたり、差しに徹してみたり、ダート転向を考えてみたりと、色々ありました。

ここ二戦は復調の兆しを見せていましたが、これはダイワメジャー産駒らしい1600m戦で先行してのものでした。

ところが、今回は出負け気味で、中団を追走しており、かつ直線でも進路がなさそうだったので、正直、直線中頃までは、勝利を諦めていました。しかし、岩田騎手の絶妙な馬群のさばき方と、レース後のコメントにもあった、ここでは力が上であったことから、力強く抜け出してそのまま粘り切ってくれました。

やはり、本来の力を出せれば、準オープンでは脚質にかかわらず、勝ち切る実力は十分に持っていたということでしょう。

今後は、サマーマイル戦線を目標にして行くとのこと。かつては、重賞でも連対していたので、期待は持てます。しばらくはそれに備えて休みとのことですから、以前傷めた腰を十分に休ませて欲しいと思います。

ハープスターの活躍と同時期に不調になり、引退と同時に勝利だなんで、ありがたい話です。
ダローネガも年齢はいってますから、次に不調になれば、引退という話も出てくると思うので、最後にもう一花も二花もさかせてほしいですね。